北朝鮮人労働者退去後は直行便廃止も
2019年12月24日
エリナのささやき
先週土曜はもう一つ、エリナちゃんも会員のNPO法人まちづくり学校の設立20周年イベントがあり、夜の部に参加してきました。学校は、まちづくりの支援や、そのための人材育成が主な事業で、「校則」もあります。やりたい人がやる<やぶへび精神>、お互いに助け合う<根性良し精神>、みんなが生徒・みんなが先生<めだかの学校精神>の3つ。いつまでも大切にしたい精神です。▼西豪デンマークで思わず買ってしまった買い物バッグ。色鉛筆付きで、オリジナルの色付けができます。ワインやハチミツなどの店のPRを兼ね、素敵なまちづくりグッズになっています。▼今日の日本海側のニュースは北海道から「日ロ地域交流年開会式 道内開催で両国一致」(北海道新聞12月19日)。海外ビジネス情報は、ウラジオ-平壌の直行便が無くなるかも、というニュース。
海外ビジネス情報
◇北朝鮮人労働者退去後は直行便廃止も
アレクサンドル・マツェゴラ駐朝ロシア大使は、沿海地方からの北朝鮮人労働者の撤退後、平壌-ウラジオストク間直行航空便が廃止される可能性もあることを示唆した。
「この便を朝鮮人労働者が利用しているうちは、便は存在する。朝鮮の労働者、外交官がいなくなり、サービスが必要なくなれば、便もなくなるだろう」とマツェゴラ大使は14日、ウラジオストクFMの放送で述べた。
大使は、北朝鮮人労働者はロシアで需要があると指摘し、彼らの国外退去が絡む非常に複雑な状況の打開策を、ロシア政府が年末までに見つけることへの期待を表した。「朝鮮人労働者は我が国にとって、ソフトパワー、経済、政治的影響力などあらゆる点で非常に有益だ」と大使は述べた。
すでに報じられているように、ロシア連邦外務省国際機関局のピョートル・イリイチョフ局長は13日、北朝鮮人労働者の12月22日までのロシアからの退去を見込んだ国連決議は期限内に履行されると発表した。
平壌-ウラジオストク間航空便は高麗航空が運航している。同社は前日、ウラジオストク発平壌行の便数を増やし、12月16日から20日まで、ウラジオストク発平壌行をワーキングデイに1日2本、運航させる。また、12月23日と27日にも平壌に向けて1日2便を飛ばす。これまで、この便は月・金の運航だった。
2017年に国連安保理は加盟国に対し、北朝鮮人に就労許可を与えることを禁じた。その年の12月には安保理は加盟国に対し、北朝鮮人労働者の送還を開始し、2019年中にそれを完了するよう要請した。
マツェゴラ大使は2018年11月、ロシアの北朝鮮人労働者の数は1万1000人まで減ったと発表。「昨年12月の決議採択以降、ロシア国内で働く北朝鮮人労働者の数はこれまでの約3万4000人から1万1000人に縮小した」と第5チャンネル社のテレビ放送で述べていた。(インターファクス12月14日)