黒龍江越境経済協力試験区が正式に供用開始

2019年12月27日

エリナのささやき

ようやく今年の仕事納めの日にたどり着いて、ふぅ~、やれやれ。今年の思い出は何だろう、と振り返ってみると、仕事では、出前教室で持続可能な発展(SDGs)を取り上げ、この話題が高校ではとても注目されていることに改めて意を強くしたことがあります。プライベートでは、障がい者ガイドによるまち歩きを手伝いながら、とても気持ち良かったこと。そして12月、思い切って西豪デンマークを訪れ、穏やかな空気感に触れたことが印象に残ります。▼いま、パリでは年金改革ストの決着が見通せず、ヴェネチアではアクアアルタにより浸水の危険水位120センチを超えるなど、大変なクリスマスだったようです。日本では変な政治家のことばかりがニュースになりますが、もっと世界を見渡しながら、住みよい地球社会を次代につないでいきたいものです。▼今年最後の海外ビジネス情報は、黒龍江省で3つのゾーンの越境経済協力試験区が供用開始となった話題。▼来年の干支は「子年(ねどし)」、ネズミですね。ネズミに似ているけれど、カンガルーと同じ有袋類のクォッカ(↓)。発祥の地は西豪アルバニー辺りのようですが、いまは自家用車を締めだした自然の島・ロットネスト島に住んでいます。皆様、良いお年をお迎えください。

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◇黒龍江越境経済協力試験区が正式に供用開始

中国(黒龍江)自由貿易試験区が国務院から承認されて5カ月、黒龍江省の経済社会発展にとってまた大きな出来事を迎えた。12月17日、省政府は黒龍江越境経済協力試験区のプレート授与セレモニーを行い、承認された試験区が正式に供用開始された。省の「1つの窓口(北への開放窓口)をつくり、4つの区(中ロ自由貿易区・国境重点開発開放試験区・越境経済協力示範区・ユーラシアへの物流ハブ区)を建設する」発展戦略の構えが基本的に完成した。

程志明副省長が試験区の3つのゾーンのプレートを授与し式辞を述べた。それによれば、省委員会・省政府は「1窓口4区」発展を打ち出し、全方位に対外開放をする新しい構えを構築している。そのうち、越境経済協力試験区の建設は「4区」建設における重要な一項目で、黒龍江経済の高品質な発展と全面的かつ全方位の進行を進める重要な増幅器であり成長の極であるという。

今回設立を承認された試験区は、創設モデルにおいて中国側先行、政策先行、試験地点先行という「3つの先行」の原則に基づいており、その趣旨は試験区を中ロの全面的な戦略的協力の先行区および北東アジアに向けた地域性のある越境産業協力基地として建設することにある。

試験区の役割は対外開放協力園区の体系を整備し、越境産業チェーンと産業集積帯、国内外の連動、上流・下流産業がつながる越境産業協力基地をつくり、黒河・綏芬河・東寧の三つのゾーンを設立することにある。橋頭始動区・二公河輸出入加工園区を含む黒河ゾーンの面積は6.52平方キロ、総合保税区・龍江輸出入加工園区・中ロ国境住民互市貿易区を含む綏芬河ゾーンの面積は7.3平方キロ、中心区・加工保税一区・加工保税二区・物流園区・綏陽自然食品園区を含む東寧ゾーンは8.28平方キロとなっている。(黒龍江日報12月18日)