ベラルーシの融資で消防車を購入

2020年01月06日

エリナのささやき

12月28日に亡母の四十九日法要を済ませ、エリナちゃんの気持も新潟の天気も、落ち着いた年末年始でした。けれど世の中はそんな風にはいかないようです。IR関係で複数の国会議員にお金が渡ったらしいとか、映画まがいのゴーン氏の逃亡劇とか、とどめはトランプ大統領の指示によるイランのソレイマニ司令官暗殺。世界には“ならず者”がいっぱい。▼今年最初の海外ビジネス情報は、モンゴルがベラルーシの融資で消防車を購入した話題など。▼今年最初の1枚は、幸せの青い鳥ならぬ、緑の鳥。ちょっと幸せ。

海外ビジネス情報

◇ベラルーシの融資で消防車を購入

政府庁舎で20日、モンゴル・ベラルーシ輸出ローン提供政府間協定の枠内で、消防用機材(71台)の供給のための個別融資契約書が署名された。

モンゴル側からはルレルバータル財務大臣、ベラルーシ側からは(株)ベラルーシ共和国開発銀行のワレニツァ副総裁が署名した。

この契約書の署名の後、イワン・ワレニツァ副総裁は、モンゴル開発銀行指導部と交渉を行う。(MONTSAME 12月20日)

 

◇内モンゴル自治区、中国中西部初の保税物流センター(B型)が供用開始

12月19日、モンゴル国から輸入された640トンの高純度銅粉が甘其毛都金航保税倉庫で仮通関の手続きを終え、16台の税関監督車両でバヤンノール市保税物流センター(B型)に運ばれて保税倉庫に保管された。これにより、内モンゴル自治区における中国中西部初の保税物流センターが正式に供用を開始した。

同保税物流センターの建設は2017年4月5日に税関総署、財政部、税務総局、外貨管理局4部局の共同承認によって工事が始まり、今年4月2日に工事が完了し、同4部局の共同検査に合格し、7月22日に税関総署が登録証明書を発行した。センターの投資総額は1億元、敷地面積は約6.9万平方メートル、倉庫保管面積は2.3万平方メートル。センターには共同検査庶務エリア、保税倉庫保管エリア、検査専用エリア、ばら荷コンテナヤードエリアの4つの機能エリアが設けられ、国際物流配送、輸出入、越境電子商取引のできる環境が整っている。また、電子ゲートには貨物搬入車線、貨物搬出車線と行政専用車線が設置され、税関の情報化システムも基準に沿って整備されている。

バヤンノール市保税物流センター(B型)は手始めに、主にモンゴル国から大口鉱産物の輸入と保税倉庫保管、ロシアやカザフスタンなどの国々から農業副産物の輸入およびバヤンノール市産の青果物など農業副産物のロシア・モンゴル国への輸出事業を展開すると同時に、越境電子商取引をはじめとする国際展示即売事業を進め、内モンゴル中西部輸出入商品の倉庫保管・配送センターを作り上げる。(内モンゴル日報2月22日)