2020年、外国資金で12件のプロジェクトがスタート

2020年01月22日

エリナのささやき

地下鉄霞ケ関駅は丸の内線、銀座線、千代田線などが乗り入れ、ここで乗り換える人が多いと思います。その地下通路はもうずいぶん古くなった上に、最近は何かよどんだ空気感があって、気が重くなってしまいます。地上に出れば、まぶしい日差しの東京の冬から春。今年の「桜を見る会」は中止が決まっていますが、内閣府の歴代人事課長が名簿管理を巡って厳重注意を受けるなど、責任転嫁の様相。▼今日の日本海側のニュースは「米子-上海便が就航 中国本土へ初の直行便」(山陰中央新報1月12日)。海外ビジネス情報はモンゴルから、外国資金による今年の新プロジェクトの話題など。▼路線ごとに案内サインの色が違う上に、点字ブロックや天井でも色分けされた灯りが誘導するウィーンの地下鉄通路。

海外ビジネス情報

◇2020年、外国資金で12件のプロジェクトがスタート

今年、外国の政府や国際金融機関からの借入金や無償支援金を使って12件のプロジェクトが実施される。

2020年にはこの種の資金総額5031億トゥグルグが石油製品や電力供給の確保、インフラ整備の目的で拠出される。これは対外債務および支援金全体の35%だ。

その結果、今年は外国からの融資を使う12件のプロジェクトと無償支援金による2本のプロジェクトが完了し、さらに、12件のプロジェクトがスタートする。このうち2件は無償支援金によるものだ。(MONTSAME 1月10日)

 

◇地方空港が国際空港に認定

運輸省は国際スタンダートを満たすインフラ整備と地方空港サービス分野の振興にかかわる投資問題の処理を重視している。

その結果、6つの地方空港が国際空港の認定を受ける。運輸省が目下、必要な多方面にわたる計算作業を終え、世界銀行と日本の国際協力機構(JICA)その他の国際金融機関にそれらを提出する準備をしている。世銀とJICAはこれまでに、この方向性の開発への投資や支援に関心を示していた。さらに、2019年10月25日に日本の大阪で開催された「ツーリズムEXPOジャパン2019大阪・関西」に参加した際、モンゴルの担当大臣が国連世界観光機関(UNWTO)のズラブ・ポロリカシュヴィリ事務局長と会談し、特に有望なモンゴルの観光分野の投資プロジェクトを紹介している。(MONTSAME 1月10日)