同江口岸、感染予防物資の入境のため臨時開放
2020年02月12日
エリナのささやき
2カ月以上コンサートから遠ざかっていると、「りゅーとぴあ」が懐かしい感じ。昨日はドグマ室内オーケストラ(ドイツ)によるオール・モーツァルト・プログラムでした。比較的安価な価格設定もあってか、東響定期などより若い層が多く、うれしい。モーツァルトよりアンコールで披露したオリジナル曲の方が彼らの本領発揮だったようです。▼先週のFLPといい、昨日のコンサートといい、巣立て若者-ということかも。りゅーとぴあの窓の外にカラスの巣が(↓)。▼新型肺炎の死者が中国で1000人を超えたとか。武漢ではビジネスホテルなどを「隔離ポイント」にしていますが、そこに医療関係者の手は回らず、ただ隔離されて死を待つのみ、というような現実が伝えられています。今日の海外ビジネス情報も中国から新型肺炎関連の話題が2件。日本海側のニュースは北海道から「ロイズ、3月にも韓国撤退か 日韓悪化で低迷」(北海道新聞2月4日)。
海外ビジネス情報
◇同江口岸、感染予防物資の入境のため臨時開放
1月30日午前9時30分から12時30分まで、同江口岸は3時間臨時開放し、地方への感染予防物資の入境を保証した。新型コロナウイルス肺炎の流行を受けて、省商務庁はロシア連邦国境建設局ハバロフスク支局と連携して、ロシアからの物資を初めて入境させることとし、同江東港とロシア・ニジュネレニンスコエ港を3時間臨時開放した。これにより、ロシアで仕入れた10万枚の医療用マスクと防護服380着が中国側の職員とともに同江市に運ばれた。今回の物資はジャムス市と同江市のコロナウイルス感染・流行予防地域の第一線にそれぞれ送られる。
同時に、同江・ジャムス付近に滞在していたロシア人21名も同時期に出国した。春節期間中、同江口岸は臨時閉鎖し、コロナウイルス流行により、2月7日まで開放が延期される予定。(黒龍江日報1月31日)
◇輸入防護マスク6万枚、瀋陽税関で迅速通関
2月1日、東北製薬輸出入貿易有限公司が買い付けた6万枚の防護マスクが瀋陽桃仙空港に到着した。瀋陽税関はわずか20分で検査と通関の手続きを済ませ、到着したマスクは即座に各薬局に運ばれて販売される。
防護用品の迅速な通関を保証するために、瀋陽税関は予約通関制度を導入し、残業も辞さずに物資の迅速な通関に取り組んでいる。現在、瀋陽税関はすでに輸入物資快速通関専用の受付窓口とグリーンゾーンを設け、輸入薬品、消毒用品、防護用品、治療用機械などの医療予防関連物資の迅速な通関に全力を尽くし、緊急時には関連物資を先に登録して通関させ、手続きを後にすることができる。そのほか、規定に沿った輸入寄付物資の通関手続きを行う際、受贈者あるいは利用者所在税関の発行した「輸出入貨物徴税・免税証明書」を提供できれば輸入税および輸入段階で発生した増値税が免除され、緊急時には先に貨物登録を済ませ、後で「輸出入貨物徴税・免税証明書」を提出することもできる。(遼寧日報2月2日)