北極圏での投資家優遇法案を政府が下院に提出

2020年02月14日

エリナのささやき

今年はベートーヴェン生誕250周年。エリナちゃんもベートーヴェン・ファンですが、交響曲よりむしろピアノソナタや弦楽四重奏の方に魅かれます。難聴からほぼ耳が聞こえなくなるにつれ、作品の深さが増していくのは奇跡のようです。その境目の頃でしょうか、ピアノソナタ21番「ワルトシュタイン」が作曲されました。大学生時代にラドゥ・ルプーの演奏で知って以来、多くの演奏家で耳にした名曲ですが、つい最近、川村尚子さんの演奏を聞いてルプー以来の感動を覚えました。彼女は凄いピアニストになってきている感じです。▼今日の日本海側のニュースは「米子-香港便も運休へ 山陰発着国際線ゼロに」(山陰中央新報2月8日)。海外ビジネス情報は、北極圏での投資家優遇方案が下院に提出された話題。▼むしろ南極に近いオーストラリアでは、森林火災を消すほどの大雨に見舞われたようです。先日は森林火災復興を祈念して、オーストラリアからネットでワインをダース買い。新潟三越の閉店記念ラベルを貼った清酒「北雪」と併せ、声援を送るわが家の食卓です。あっ、きょうはバレンタインデー…。

海外ビジネス情報

◇北極圏での投資家優遇法案を政府が下院に提出

ロシア政府は北極圏における投資家優遇法案を下院に提出した。優遇税制は、オホーツク海、バレンツ海、ペチョラ海、日本海、白海の海洋油ガス田開発を想定している。

法案の説明書きによると、投資家向けに、アルハンゲリスク州、コミ共和国、ヤマロ・ネネツ自治管区、チュコト自治管区、クラスノヤルスク地方、サハ共和国(ヤクーチア)の鉱区におけるガスの鉱物資源採掘税の12年間の免除が想定されている。

さらに法案作成者らは、炭化水素資源採掘の追加収入にかかる税金、鉱物資源採掘税の特別税率の対象に、クラスノヤルスク地方、サハ共和国(ヤクーチア)、チュコト自治管区内の鉱区も加えることを提案。

東部北極圏で、大陸棚での石油採掘プロジェクト向けの15年間の鉱物資源採掘税率5%、新規油田向けの12年間の鉱物資源採掘税免除と、それを13年目から17年目に段階的に元に戻すことも見込まれている。

ロシア政府が、北極圏で新規事業の実施を計画している投資家優遇法案のパッケージを可決したことで、ロシアの北極圏全域に税制・非税制関連のまとまった優遇制度を備えた特別経済体制が敷かれることになる。

北極圏で登記されて、投資プロジェクトの実施、新規経済活動のスタート、1000万ルーブル以上の投資の意思があるどの企業も、どの事業者も、入居者の資格を得られる。ユーリー・トルトネフ副首相兼極東連邦管区大統領全権代表は、北極圏での投資プロジェクト優遇システムは、ロシア極東でのそれよりも良いものになるだろうと発言している。(EastRussia 2月7日)