ハバロフスク市は関係者にマスクの着用を義務化

2020年02月18日

エリナのささやき

東京マラソンがエリート及び車いすエリートの部のみの開催とする決定がありました。一般出場者は来年の出場権は得られるものの、出場費(1万6200円)の返還はなし。中国在住のランナーには出場自粛が求められています。全額返還しない、というのはちょっとかわいそう。すべては五輪のため、という感じですが、五輪は大丈夫? ▼NICEの延期を決めた時には議論に上らなかったのですが、一般の参加をやめて、中国からの講師はビデオなりウェブでの参加、他の講師だけのクローズな意見交換会を行うという方法もあったでしょうか。…いや、新潟県や新潟市のお金を使ってクローズの専門家会合を行う、っていう決断はないでしょうね。▼今日の海外ビジネス情報は、ハバロフスクで、人と接触する機関・組織の職員のマスク着用が義務化される話題。欧米の街ではまず見かけることのないマスク姿ですが…。

海外ビジネス情報

◇ハバロフスク市は関係者にマスクの着用を義務化

住民を恐ろしいコロナウイルスから守るために、ハバロフスク市当局はマスク着用の義務化を導入した。2月10日より、業務で人と接触する機関、組織の職員は全員、マスクの着用が義務付けられる。

ハバロフスク市役所広報室の発表によると、この新制度は公共交通機関、商業拠点、銀行、医師が対象となる。マスクは密室で着用し、2時間ごとに交換しなければならない。市の職員の話では、マスクは全員に行き渡ることになっているという。薬局の倉庫には現在、4万枚がある。2月12日にはさらに5万枚が補充されることになっているという。

マスク着用に加え、市内では公共機関、教育機関、医療機関、販売系・サービス系企業でのたくさんの人が集まるイベントの開催を制限している。これらの措置によって、域内にウイルスが持ち込まれた場合、新型コロナウイルスの拡大を予防することができる。今のところ、このようなケースは確認されていない。(EastRussia 2月8日)

 

◇新しい技術を取り入れた紙幣が導入

モンゴル中央銀行は10日から、新しい50トゥグルグ札と2万トゥグル札を流通させる。これらの新紙幣は偽造防止技術が強化されている。新紙幣は従来の色のガンマ値を維持しているが、デザインが少し変更された。つまり、傾けると色が変化するホログラムテープと、視覚障碍者専用の識別マークがついた。

すでに報じたように、2006年に流通が始まった2万トゥグル札が回収される。これは、この紙幣の偽造防止技術が不十分なことに関連している。(MONTSAME 2月10日)