米政府の中小ビジネス支援5カ年計画がスタート
2020年03月17日
エリナのささやき
欧州への旅でネット予約したことのある航空会社や劇場、レンタカー会社などから、キャンセル料金の取り扱いのメールがどんどん来るようになっています。欧州各国は大変なことになっているようですね。たとえばウィーンでは5人以上が集まっていると、警官が解散を命じるとか。もっとも、レストランやカフェなども営業停止ですから、5人以上集まる機会もないのかもしれません。エリナちゃんは昨夜、休演中のベルリンフィルのデジタルコンサートホール1カ月無料開放にログイン。いまのスマホではしょっちゅう止まってしまうけれど。▼ファーウエイが5Gスマホを日本で発売へ、というニュース。でもGoogleなしで14万円、というのはどうかなぁ。▼今日の海外ビジネス情報はアメリカ政府のモンゴル中小企業支援の話題など。▼先週、仕事を通じて友人となった7人がエリナちゃんの壮行会(?)を開いてくれました。いただいた花束がきれいです。
海外ビジネス情報
◇米政府の中小ビジネス支援5カ年計画がスタート
米国政府は3月5日、国際開発援助庁を通じて、5カ年プログラム計画「ビジネス持続性・透明性向上」(BEST)をスタートさせた。同プログラムは413億トゥグルグの無償融資を行う。プログラムの開幕式典にはフレルバータル財務大臣、マイケル・S・クレチェスキ駐モンゴル米国大使が出席した。
このプログラムは、モンゴルの中小ビジネスが融資を受けることによる経済の方向性の拡大や成長の支援を、ウランバートル市と12の県で実現することを目的としている。クレチェスキ大使は、「アメリカ政府は中小企業が社会経済発展の重要なドライバーだと認識している」と述べ、このプログラムの実施が、地元企業経営者が融資を受ける機会を増やし、国の経済的自立の強化を促進するとの自信を表明した。(MONTSAME 3月6日)
◇瀋鉄、中欧班列を運行コード化
3月6日午前1時、中欧班列X8059番はロシアに向けて瀋陽東駅を出発した。今年に入ってこれまで、中国鉄道瀋陽局集団公司は中欧班列を累計68本運行し、コンテナを5770TEU輸送した。瀋陽局集団公司の担当者によると、「今後は、中欧班列を運行コード化し、中欧班列の東北国際物流ルートの安全運行を全力で確保していく」という。
2月中旬以降、企業の生産再開が相次いでいることにともない、瀋陽局集団公司は新型コロナウイルス感染予防と同時に、輸送業務の秩序だった運行に努めてきた。2月18日、中欧班列X8059番が順調に瀋陽東駅を出発し、ロシアのロストフに向かったことで、遼寧省の中欧班列は正常運行を再開した。再開後、瀋陽局集団公司が運行した中欧班列は計16本、輸送したコンテナ数は1400TEUとなった。(遼寧日報3月9日)