「タバントルゴイ」発電所は公的資金で建設される
2020年04月20日
ERINAクロニクル
先週紹介したインターン生の発表会に続いて、翌3月13日、ERINAで研究補助員としてアルバイトに来ていた新潟大学大学院生と、以前、インターンに来た新潟大学大学院生の発表会がありました。ERINAでは次世代を担う国際人材の育成という社会貢献に努めています。成長した姿を見るのはワクワクします。
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◇「タバントルゴイ」発電所は公的資金で建設される
内閣は定例閣議で2020-2024年に「タバントルゴイ」火力発電所(出力450メガワット)を建設することを決定した。工事費調達は政府が担当する。このために、外部からの融資も含めたあらゆる投資リソースの活用が予定されている。ダバースレン・エネルギー大臣は4月8日、閣議結果に関する記者会見で、このように述べた。大臣はさらに、この作業では2013年に承認されたフィジビリティ・スタディーが使われるとも、述べた。
「オユトルゴイ」社は2018年に政府と締結された合意の枠内で出力300メガワットの発電所を建設する義務を負ったが、現在まで自社の合意責任を果たしていない。
ダバースレン大臣によれば、「オユトルゴイ」プロジェクトは国外からの電力輸入に年間1.7~2億ドルを使っている。「一方で、(タバントルゴイ)発電所建設費は5年以内に回収されるという、専門家の試算がある」と大臣は述べた。(MONTSAME4月8日)
◇モ国内の外国人同労者数が12.4%減少
今年第1四半期現在で、97カ国4300人の外国人がモンゴル国内で働いている。このうち3500人(81.8%)が男性、800人(18.2%)が女性だ。 外国人同労者数は昨年同期比で、国内全体で613人(12.4%)減少したことを、国家統計委員会が3月分報告書の中で伝えている。
外国人労働者の総数の36%が中国人、8.7%がオーストラリア人、7.5%がロシア人、6.2%が韓国人、5.5%がアメリカ人、4.8%がベトナム人、3.8%がフィリピン人、3.9%が南アフリカ人、3.0%が英国人、2.8%がカナダ人、17.8%がその他の国となっている。
全四半期比で鉱業の外国人労働者の数は5197人(11.2%)減り、建設業では67人(34%)減った。
外国人労働者総数の内訳は、1500人(36.3%)が鉱業、979人(22.7%)が教育、743人(17.2%)が卸・小売業・自動車・オートバイ修理、255人(5.9%)は一次加工業、130人(3.0%)が建設業、158人(3.7%)が一般事務・補助的業務、175人(4.1%)が運送業、300人(7.1%)がその他、となっている。(MONTSAME4月16日)