モ運輸大臣がEV・HV用バッテリーの再製品化工場建設を提案
2020年04月27日
ウランバートル
海外ビジネス情報
◇モ運輸大臣がEV・HV用バッテリーの再製品化工場建設を提案
エンフアムガラン道路・運輸開発大臣は16日、日本の小林弘之在モンゴル特命全権大使と面談した。
エンフアムガラン大臣は、中古車の約8割が日本からの輸入だということに触れ、この分野での連携の拡大強化に関する一連の提案を行った。大臣は特に、交通事故や災害後に修理され日本から輸入された電気自動車及びハイブリッド車のバッテリーのリサイクル、あるいは再処理工場の建設案への賛同を要請。交通事故や災害後に修理された日本車の輸入拡大は、モンゴルの国民の健康と経済に多大な損害を及ぼしていると、大臣は続けて述べ、日本から輸入される自動車に関する車両の履歴情報を国民に無償提供することの重要性を強調して述べた。
「近年、モンゴル道路・運輸業界では大型のプロジェクトやプログラムが積極的に実施されている」と大臣は述べ、業界の人材の強化と、日本でのエンジニアや整備士の育成の目的での協力に、積極的な姿勢を表明した。(MONTSAME4月17日)