瀋陽中欧班列、開通 綏芬河口岸の新ルート

2020年05月11日

瀋陽の様子

海外ビジネス情報

◇瀋陽中欧班列、開通 綏芬河口岸の新ルート

4月28日午前、コンテナ43TEUを積んでロシアのノヴォシビルスク州イニャ=ヴォストチナヤ駅を出発した最初の中央班列が、綏芬河口岸を経由して瀋陽東駅にゆっくりと乗り入れた。この班列は全長6573キロメートルの行程を15日間かけて走ってきた。

遼寧省から綏芬河口岸を経由してロシアに至る新しいルートの構築は、瀋陽市政府が「一帯一路」建設を推進するための重要な取り組みの一つである。中欧班列プラットフォームを運営する中外運東北有限公司は、瀋陽市のバックアップをうけて、貨物の供給源を積極的に確保し、新しい税関の開設が順調に進むように準備した。

中外運東北有限公司の王東社長は、綏芬河口岸ルートが開通したことで、瀋陽中欧班列はロシアやヨーロッパの鉄道網をもカバーすることになり、最良の物流ルートの選択肢を提供することができ、物流コストを下げることができる。開通している満洲里、エレンホト口岸ルートとの相互補完が可能となり、混雑などの問題を緩和する効果が期待できる。同時に、ノヴォシビルスク州は、機械製造・化学・農業などが発展したロシア・シベリア地域で最大の総合的な工業基地であり、このルートの開通は中ロ貿易の発展をさらに進め、「貿易が輸送を促し、輸送が貿易を促進する」素晴らしい発展の場を形成すると、話した。(遼寧日報 4月30日)

◇瀋陽空港、「乗客のかわりに貨物を乗せた」最初のチャーター機の運行を完了

5月1日、瀋陽桃仙国際空港に「乗客のかわりに貨物を乗せた」チャーター機が初めて到着し、運行を完了した。アフガニスタン航空のエアバスA310旅客機が瀋陽の桃仙国際空港に到着した。他の旅客機と違うのは、乗客はおらず、客室と貨物室のすべてに、瀋陽で生産されたマスクと防護服を乗せたことだ。

感染拡大により、航空運輸市場には大きな変化があり、短期的には旅客輸送の売り上げが急減し、貨物輸送の需要が急増した。このため、民間航空局は「乗客のかわりに貨物を乗せた」チャーター便の運行を提案し、輸送できる商品を探していた。

初めての変更輸送を確実に行なうため、瀋陽空港は綿密に準備を重ね、事前に業務プランを策定した。航空会社と臨時的な保障協定を積極的に結ぶ一方で、関係部署と空港物流会社は共同で安全や人員、設備などについて議論し、リスクを分析し、万が一の場合に備えた。また、航空会社と細部まで協調するよう連絡をとり、最終的に安全で効率的な客室の利用プランを策定した。(遼寧日報 5月2日)