ブラゴベシチェンスク-黒河橋梁が営業許可を取得

2020年05月21日

ブラゴベシチェンスクの様子

 

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◇ブラゴベシチェンスク-黒河橋梁が営業許可を取得

中ロの合弁会社は、アムール川を横断するブラゴベシチェンスク-黒河(中国黒龍江省)橋梁の営業許可をロシア建設省・公益事業省から取得した。この橋は新型コロナウイルスの感染拡大対策に関連する制限がすべて解除された後で、営業を開始する。

ブラゴベシチェンスク-黒河橋梁は、中国とロシアを結ぶ最初の自動車用橋梁だ。この橋は財政資金を使わず、コンセッション方式で建設された。これは、3年間で橋を建設・稼働開始し、16年間通行料金を徴収する商業ベースの方式である。1日630台のトラック、164台のバス、68台の乗用車がこの橋を通る見込みだ。

橋は2016年に着工し、2019年5月31日に橋が接続された。ロシア側の工事の主要な段階が正式に終了したのは昨年11月末だった。橋の総延長は1キロメートルを超える。

中国側では早くも、検問所が建設された。ロシア側の検問所は臨時の建物になるだろう。検問所の費用として既に16億ルーブルを超える資金が割り当てられた。建設用地も確保された。(EastRussia 5月12日)