ロ極東開発融資の条件について印ロが協議

2020年06月08日

東方経済フォーラム(ウラジオストク)

海外ビジネス情報

◇ロ極東開発融資の条件について印ロが協議

モスクワとニューデリーがロシア極東開発融資の条件を協議している。新型コロナウイルスが世界的に流行する中で開かれたロシアとインドの関係拡大強化に関するウェビナー(オンライン会議)の席で、インド外務省ユーラシア局のマニシ・プラブハット(Manish Prabhat)局長が述べた。

プラブハット局長によれば、ロシア極東はインドの戦略的関心を集める有望な投資先となった。様々な計画を実行するために、ロシアに対する融資の条件が協議されている。その規模は10億ドルになる。

極東開発の目的での対ロ融資の意向を、昨年9月の東方経済フォーラムでインドのモディ首相が表明している。フォーラムの直前には、インド経済界の代表団がウラジオストクを訪れ、2025年までに貿易額を3倍に拡大し、300億ドルを達成することで合意した。(EastRussia 5月28日)

 

◇日本政府がモンゴルに緊急無償援助

日本政府がモンゴルに対して経済的難局を乗り越えるための臨時の緊急財政援助を行う。 これについて、日本の茂木敏充外相が5月22日の電話会談でモンゴルのツォグトバータル外相に伝えた。

双方は、国及び政府レベルでの新型コロナウイルスのパンデミック関連の戦略・活動・対策に関して情報・意見交換を行った。(MONTSAME 5月25日)