ロシアで国産抗ウイルス薬の医療機関への供給始まる

2020年06月19日

モスクワで

海外ビジネス情報

◇ロシアで国産抗ウイルス薬の医療機関への供給始まる

新型コロナウイルス感染治療薬に指定された「アビファビル」のロシアの医療機関への供給が始まった。今のところ、薬が届どけられたのはモスクワ州、レニングラード州、ノブゴロド州、キーロフ州、ニジニ・ノブゴロド州、エカテリンブルク市、タタルスタン共和国だ。

ロシア直接投資基金の発表によれば、6月に6万(治療)クール分の薬が病院に供給され、必要に応じて製造量は年間200万クールまで拡大が可能。ロシアの地方以外に、世界10カ国からアビファビルの注文が入っている。

「アビファビル」は日本の「ファビピラビル」(アビガン)のジェネリックで、当初は新型インフルエンザの治療薬として開発された。開発者のデータによると、治験中、全員ではないが、薬を投与した患者の多くに解熱効果が見られた。一方、新型コロナウイルス検査結果は4日間の治療後に陰性になっている。(EastRussia 6月11日)