「北陸港湾ビジョン検討委員会」に出席

2020年06月29日

ERINAクロニクル

◇「北陸港湾ビジョン検討委員会」に出席

6月25日、国土交通省北陸地方整備局が設置した「北陸港湾ビジョン検討委員会」の第1回会合が新潟市と各地をテレビ会議で結んで開催された。会議開催後には、新潟港の視察が行われ、委員らは「朱鷺メッセ」、「新潟東港国際コンテナターミナル(写真)」、「新日本海フェリーターミナル」を訪問した。コンテナターミナルでは、冬季降雪対策として融雪ヤードを整備していることなどの説明があった。

調査研究部 新井洋史

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◇ロ中モ天然ガスパイプライン敷設の法整備作業進む

モンゴル内閣は今日(6月17日)の閣議で、「エルデネス・モンゴル」社のガンフー社長に対し、多国間ガスパイプライン敷設関連の法務・権利事項に関する協定案に盛り込む予定の諸提案を、ロシア側とすり合わせ、政府に提出するよう指示した。

モンゴルのフレルスフ首相が2019年にロシアを公式訪問した際、ロシア発モンゴル経由中国向けの天然ガス輸送用パイプラインの合同敷設プロジェクトの実現が合意された。この合意の枠組みにおいて、両国は、プロジェクト実現にむけて、専門会社設立の相互理解覚書と、モンゴル政府とロシア政府系「ガスプロム」社の間における秘密保持契約の締結に、取り組んでいる。

覚書は、ガスパイプライン敷設のフィジビリティ・スタディーと専門会社の設立・資金調達・会社の提携形態の条件、さらに争議解決のルールなどに触れている。(MONTSAME 6月17日)

 

◇華中地域から初のウクライナ直通「中欧班列」出発

6月16日、漢欧国際物流公司が運営する「武漢―キエフ」列車の第1便が中国鉄道・武漢コンテナセンター駅を出発した。同列車は、内モンゴル自治区のエレンホトから出国し、モンゴルやロシアなどを経由し、15日後にウクライナの首都キエフに到着する予定であり、走行総距離は8000キロとなる。これは華中地域からはじめて出発するウクライナ直通中欧班列である。

同列車は武漢やその周辺地域で生産された化学工業原料・農業機械設備・アルミフレーム・注射器・バックパックなどを含む計43個のコンテナを積んでいた。(遼寧日報 6月17日)