営口総合保税区、越境EC「1210」の輸入貨物到着

2020年06月30日

琿春市にて

海外ビジネス情報

◇営口総合保税区、越境EC「1210」の輸入貨物到着

6月16日、営口市越境EC総合サービスプラットホームは保税区で初めて「1210」方式で越境ECによる輸入貨物を受け入れた。

「1210」は税関の監督管理方式のコードである。税関に登録した越境ECプラットホームは、この方式によってあらかじめ国外から集中的に買いつけた貨物を、保税監督管理場所に保管し、その後で注文書に基づいて各宛先に配送する。これにより、物流コストを大幅に引き下げられる。(遼寧日報 6月18日)

◇「6.18」イベントで琿春越境EC総合試験区、小型家電輸出のピーク

6月19日、琿春総合保税区に様々な種類の小商品を満載したトラックが頻繫に行き来していた。作業員が整然とX線検査機に乗せている小包は、税関検査を通過後にロシアへ輸出される越境EC商品である。

「6.18」ECイベントの開催によって、中国の小型家電は国外消費者の購買意欲を喚起し、高品質と低価格という好評を得た。6月18日当日に輸出された9000個の小包のうち、小型家電製品は2700個以上あり、一日で今年の最高を記録した。

統計によると、今年に入ってから、長春税関が管轄する琿春税関を経由して輸出された越境ECの小包は18.57万個あり、そのうち、小型家電は約5万個で、全体の27%近くを占めている。これらの商品はEC請負企業を通じて全国から琿春総合保税区に集まってきたものである。(吉林日報 6月19日)