モンゴルの有力銀行が合併

2020年07月07日

ウランバートル

 

海外ビジネス情報

◇モンゴルの有力銀行が合併

6月29日、モンゴル貿易開発銀行とウランバートル銀行が吸収合併を正式に発表した。公式声明によると、モンゴル国内では目下、金融業界では13の銀行が業務を行っている。貿易開発銀行は30年の歴史を持ち、ウランバートル銀行は設立されて21年になる。

6月23日に出たモンゴル銀行(中央銀行)の許可にしたがい、ウランバートル銀行とその全支店のすべての資産と負債は貿易開発銀行に統合される。

ウランバートル銀行は1999年設立。21年間、営業を続け、自行の顧客にあらゆる種類の金融サービスを高い水準で提供し、モンゴル国商工会議所のトップ企業100社に毎年ランクインしてきた。モンゴル銀行によれば、ウランバートル銀行はモンゴルの影響力のある6行の一つだった。(MONTSAME 6月29日)

◇UB市長が国会議員に当選、副市長が市長代行に

ウランバートル市のアマルサイハン市長が国会議員に選出され、6月30日に宣誓を行った。これを受けて、同日、市長は全権と市長の印鑑をバトバヤスガラン第一副市長(首都開発政策担当)に移譲した。こうして、バトバヤルスガレン氏がウランバートル市市長代行となった。

式典でアマルサイハン氏は、「昨日私はウランバートル市長としての全権を移譲した。今日は市長印および今後の首都の発展にかかわる文書を引き継ぐ。市役所の活動はすべてのモンゴル国民、特にウランバートル市民に対して、開かれている。それが今後順調に実現されることを確信している」と述べた。(MONTSAME 7月1日)

◇モンゴル首相は現職が再選

新たに招集された国会は7月2日、首相の候補者について検討した。バトトルガ大統領がモンゴル人民党のフレルスフ氏(現職)を推薦していた。

議員からの質疑応答のあと、投票。会議の出席議員71人中70人がフレルスフ氏を支持した。こうして、フレルスフモンゴル人民党党首が首相に再選出された。(MONTSAME7月2日)