三江平原から「鉄海聯運(陸海複合一貫輸送)」列車が開通

2020年07月27日

黒龍江節水展示館(ハルビン市)

 

海外ビジネス情報

◇三江平原から「鉄海聯運(陸海複合一貫輸送)」列車が開通

7月15日、中国鉄路ハルビン局集団有限公司が三江平原地域から運行する「陸海複合一貫輸送」の86622番貨物列車が、富錦駅で積み込みを完了した。同列車に積まれた3177トンの貨物は大連港に輸送され、フェリーに積み替えられて長江デルタ・珠江デルタ地域に向かう。

企業の操業再開が進み、ジャムス地域の食品加工企業の下請け注文も増加している。ハルビン局有限公司は輸送力で企業のニーズに応えようとしている。同公司は、「陸海複合一貫輸送」モデルを積極的に開拓し、列車数・車両編制・運行ダイヤ・路線・停車駅を固定し、時間通りに富錦から大連港に至る直通運行の路線を組んだ。また、ジャムス区間の貨物供給源を増やして、企業との協力体制をつくり、食料の輸送状況を把握しようとしている。

貨物直通列車運行を固定化したことで、富錦駅から毎週4回貨物が発送され、ハルビン南駅で列車編制して、大連港に向かう。貨物の輸送時間は32時間に短縮され、フェリーの定期便の時間にも間に合い、鉄道と海上輸送のシームレスな接続が実現された。毎月、832車両が列車編制されて大連港に向かい、企業のニーズに最大限応える見込みだ。(黒龍江日報 7月17日)

◇瀋陽越境EC、小売ルートが新設

7月16日、瀋陽市越境ECの「9610」輸出が正式に開始し、越境ECの小売に新たなルートが加わった。企業は同プラットホームを通じて貨物を輸出することが可能になった。

「9610」は税関の監督管理方式のコードで、「越境貿易電子商取引」の略称だ。越境ECは少額・多数注文という特徴があるため、税関は「9610」モデルで企業が事前に提出した輸出商品リストを審査して、まとめて通関手続きを行うことができるようにした。

「9610」の開始は、輸出プロセスを簡易化し、通関コストを下げ、企業が外貨決済による取引や優遇政策を受けられるようにし、通関効率を大幅に向上させる。(遼寧日報 7月17日)