サンクトペテルブルクの日ロ合弁企業がロ極東に進出

2020年08月04日

サンクトペテルブルク

海外ビジネス情報

◇サンクトペテルブルクの日ロ合弁企業がロ極東に進出

「TRエンジニアリング」(サンクトペテルブルクの(株)ロスエンジニアリングと日本の東京製綱(株)の合弁)が、ロシア極東における鉄骨、その他防災工事用品の工場の建設に約2千万ドルを投入する計画だ。

極東投資誘致・輸出支援エージェンシーの22日の発表によると、新しい工場の建設用地として沿海地方とハバロフスクが検討されているという。

「現在、TRエンジニアリング社はサンクトペテルブルクにハイテクの生産施設をもっている。我々(エージェンシー)はロシア極東で同様の工場の稼働を提案した。この工場では特殊な防災用ネット、法面保護材、蛇篭、港湾の護岸補強用の製品が製造される。これらの製品はロシア極東で需要がみこまれ、我々は民間の港湾にそれを薦めていく」とエージェンシーのレオニード・ペトゥホフ局長がプレスリリースのなかで述べている。

また、工場では、架橋や建物の補強で使われる鉄骨の生産も予定されている。年間生産量の暫定数値は、プレスリリースには書かれていない。

これまでの報道では、TRエンジニアリングは同様の工場を2018年10月初め、サンクトペテルブルクの経済特区に開設している。

情報分析システム「SPARK-Interfax」のデータによると、TRエンジニアリング社の出資比率は東京製綱が60%、ロスエンジニアリングが40%となっている。

ロシアで東京製綱はこれまでソチ市のプロジェクトを手掛けており、法面保護材マイティーネット、道路用ガードケーブルを使った事業を手掛けている。(インターファクス7月22日)