モンゴル首相は中国への鉱業製品の輸出拡大に積極的

2020年08月25日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇モンゴル首相は中国への鉱業製品の輸出拡大に積極的

8月13日、モンゴルのフレルスフ首相はChai Wenrui駐モンゴル中国大使と面談した。大使は、国政選挙における勝利と新たに招集された国会と政府の活動開始を受けた習近平国家主席と李克強首相からの祝辞をフレルスフ首相に伝え、首相の活躍への期待を表明した。

フレルスフ首相は、外交方針を維持しながら、両国の包括的戦略パートナーシップを今後も拡大・強化していく姿勢を示した。フレルスフ首相は、両国は、パンデミックが引き起こした様々な試練の克服、正常な貿易経済パートナーシップへの回帰、特に鉱業製品の輸出入の拡大に注力すべきだとの考えを示した。

Chai大使は、中国がモンゴルとの関係の強化および協力の拡大を大いに重視していること、今後も高頻度かつハイレベルの訪問と会談を続け、協力メカニズムを安定させることの重要性を強調した。

この面会で双方は、臨時措置「緑の回廊」(スピード通関)や大型プロジェクトの実施についても協議した。(MONTSAME 8月14日)

 

◇モンゴル政府は製油所建設プロジェクトを全面的に支える

フレルスフ首相は19日、国営企業「モンゴル製油所」を視察した。

製油所建設プロジェクトの枠内で、12の主要な製造施設、関連施設、インフラ工事、インフラを備えた居住区が建設される。

このプロジェクトは「生産活動区域のインフラ整備、非生産活動施設の建設、水道管の敷設」、「主要生産施設と関連施設の建設」、「発電所の建設」、「高次加工のライセンスを得た生産施設の建設」で構成される。

計画によると、製油所は2023年に稼働開始し、1年間に150万トンの原油を処理することになっている。

プロジェクトの第1段階はスケジュール通りに進んでいる。試算によれば、製油所の建設によって、外貨流出が減少し、自国通貨が安定化し、その結果としてGDPが10%拡大し、国と地方の税収は15万ドル増えるという。さらに、600人分の新規雇用が創出され、すそ野産業の中小企業が誕生するという。

現在モンゴル製油所にはエンジニアと技術系作業員が70人おり、従業員の50%以上が国外での研修、教育を受けた。

フレルスフ首相は、電力、石油製品、安全な食料品を国内で完全に賄い、将来的には輸出することを目標にしているため、この大型プロジェクトの実現を全面的に支援する、と述べた。(MONTSAME 8月20日)