穆棱市からの国内・貿易循環の貨物輸送列車、初運行

2020年08月31日

綏芬河

海外ビジネス情報

◇穆棱市からの国内・貿易循環の貨物輸送列車、初運行

8月20日10時22分、黒龍江省牡丹江市中の穆棱市の経済開発区から「国内・貿易」両用の循環貨物列車が企業9社の26コンテナを積んでゆっくりと出発した。

これはハルビン鉄道牡丹江区間、牡丹江市交通運輸局、穆棱市人民政府、穆棱経済開発区、牡丹江市華晟国運物流有限公司、黒龍江綏穆大連港物流有限公司による共同プロジェクトであり、「国内・貿易」両用モデルによる列車の運行によって、穆棱市を囲む150キロ圏内を国内・貿易企業による原料輸入・製品輸出の集散センターとして構築しようというものだ。これにより、穆棱市とその周辺地域にいる企業は、貿易製品を南方に輸送する際の物流コストを下げ、秋・冬季の輸送力を高めることができる。

列車の始発駅は綏穆大連港場駅で、牡丹江駅まで毎日コンテナ列車を運行し、牡丹江から週2回出発する列車と接続する。コンテナのサイズは40フィートである。目的地は主に国内では各省市、国外では日本や韓国、ベトナムなどの東南アジア、北米、ヨーロッパ、アフリカなどである。列車の通常運行が軌道にのれば、150キロ圏内の企業向けに道路・鉄道・海運の一貫輸送、鉄道と埠頭での貨物積み卸し、倉庫保管、分解と組立、通関申告、検査検疫などの流れを一体化させた総合物流サービスを提供できるようになり、周辺地域の貨物集散・輸送の需要を満たすことができるようになる。鉄道では2~3日かかっていた輸送時間を24時間以内に短縮でき、コストも20%前後削減できるので、黒龍江省東南地域の企業が国内輸送や輸出する際に生じている物流上のボトルネックを根本的に解決できる。(黒龍江日報 8月21日)

◇吉林石化公司、「共同海運」で効率向上へ

先日、ケミカルタンカー「永盛化6」が福建省江陰港に到着し、2基の専用貯蔵タンクにアクリル酸メチル製品を積み込んだ。これは吉林石化公司による初めての「共同海運」となり、化学工業製品の輸送効率を改善し、コストの削減とサービスの向上を実現した。

吉林石化公司は質と効率に関して明確な改善目標をもち、自分たちで新しい輸送方法を開発した。同公司の担当者は、一回の輸送量が少ない、船型の選択肢がない、輸送費が高い、出港日の保証が難しいといった問題点について検討を重ね、顧客のニーズをふまえて詳細なプランを策定し、多くの種類の貨物を一緒に積み込める大型タンカーを使った「共同海運」で輸送することを決定した。

今回の「共同海運」によって、輸送コストが2.18万元削減されたという。(吉林日報 8月19日)