東芝、瀋陽万科中日産業園に参入
2020年09月24日
瀋陽市
海外ビジネス情報
◇東芝、瀋陽万科中日産業園に参入
9月9日、瀋陽ハイテク産業開発区管理委員会、東芝(中国)有限公司、瀋陽万科企業有限公司は三者戦略協定に調印した。「中日協力・共同建設・相互補完・互恵」の原則で、全面的に、また多分野にわたる戦略的な連携のもとで、瀋陽市の重要プロジェクトである万科中日産業園を建設していく。
瀋陽の万科中日産業園には、中日協力産業園・万科国際コミュニティ・日本風商店街・国際教育の四つのゾーンが設置され、そこに健康医療・スマートホーム・スマートコミュニティなどの日本の産業が導入される予定だ。今後は万科有限公司が手がける不動産開発など様々な産業部門における豊富な経験と、東芝のエネルギー・社会インフラ・貯蔵などの分野の産業優位性をそれぞれ生かし、瀋陽万科中日産業園の建設を全力で支えていく。
瀋陽市貿易促進会は、東芝が日本の大手企業として最初に瀋陽万科中日産業園に進出することを積極的に推進していた。今後、東芝は、瀋陽万科中日産業園プロジェクトを通じて、水素エネルギー発電技術自動車用チタン酸リチウム電池などの新エネルギー分野や先端医療設備分野で、瀋陽市との協力を深めていく。(遼寧日報 9月11日)