12月にウラジオストクとハバロフスクにマクドナルドがオープン
2020年09月25日
ウラジオストク
海外ビジネス情報
◇12月にウラジオストクとハバロフスクにマクドナルドがオープン
マクドナルドがロシア極東に進出するため、国家機関のサポートを受ける。最初の店舗は12月に、ウラジオストク市とハバロフスク市にできる。
極東投資誘致・輸出支援エージェンシーのプレス発表によると、第1段階で、マクドナルドはロシア極東に300人余りの新規雇用を創出する。エージェンシーはこのプロジェクトをサポートしている。
エージェンシーのイワン・ノビコフ副局長によれば、多くの投資家にとって、新しい地域への企業進出は、そこで事業効果があること、販売市場があることの指標だ、という。多くの企業にとって、ロシア極東に多国籍企業が存在することは、活動環境が安定していてわかりやすいことを意味している。
マクドナルド・ロシアのマーク・カレナ(Marc Carena)社長は、極東地域はビジネス展開にとって非常に有望な地域だとコメントしている。年内にロシアで800番目のチェーン店がオープンする。マクドナルドは各都市で地元のサプライヤーだけと活動している。
現在、マクドナルドの製品の99%はロシア国内で製造されており、現地の160のサプライヤーから供給を受けている。例えば、フィッシュサンドはすべて、オホーツク海で獲れたスケトウダラでできている。
今日現在で、マクドナルド・ロシアの店舗では約6万人が働いている。新規店舗はすべて、監督機関の要求に基づき、厳重な安全措置をとって開設される。
マクドナルドがロシア極東に複数のチェーン店を開設することは、昨年、明らかとなった。建設工事には10億ルーブルが投じられる。(EastRussia 9月14日)