モンゴル地方議会選挙に1万7161人が立候補

2020年10月05日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇モンゴル地方議会選挙に1万7161人が立候補

モンゴルの地方自治体の議会選挙(県、郡、首都とその9つの地区(特別区))の投票日が2020年10月15日に決まった。中央選挙管理委員会は先週、地方選挙の準備の進捗状況についてブリーフィングを行った。

地方選挙の準備は、「県・首都・郡・地区の地方自治体議会選挙法」に従い、県および首都の22の選管委が参加して、4月30日に始まった。現在は、選管委のスタッフ1万8534人、さらに資格をもった記録係、警察官、IT専門家らが働いている。

法律にしたがい、候補者の擁立と再選出の期間は8月31日から9月20日までだった。中央選管委は正式に登録された候補者たちに、地方選挙出馬証明書を9月30日に渡す。

選挙区の議席数は県、郡、首都の地区の人口、行政区分、大きさ、人口密度により決まる。県と首都の議会選挙の議席数は816、郡と地区は7353だ。合計で1万7161人の立候補者が全国の議会の8169議席を争う。(MONTSAME9月28日)

◇モンゴルで初めてAIがイベントの司会に

9月22日、デジタル機器やインターネット上でモンゴル語の音声を認識し、音声言語やオーディオファイルをテキスト化し、またその逆にテキストの音声化も行う「チメゲ・テクノロジー」がお披露目された。

この「チメゲ・テクノロジー」を披露したのは、人ではなく、テクノロジーであった。このためにモンゴル初のAIロボット「マラルAI」が作られた。

披露式の入場には招待状やチケットではなく、「アクセスコード」が使われた。モンゴルで初めてQRコードが招待状代わりに使われた。来場者は、自分の携帯電話のQRコードをスキャンすれば、この技術に関するすべての情報と、AI司会者からのセレモニーへの招待状を受け取ることができる。

「チメゲ・テクノロジー」の公式的な披露の場には政府高官、イノベーション業界のリーダー、最新の技術革新を高く評価し支持する人々が出席した。

披露式では、この技術を使った3つの商品(チメゲ・ビチェエチ(タイピスト)、チメゲ・ウンシグチ(リーダー)、チメゲ・ガル(キーボード))が正式に公開されると、発表された。

「チメゲ・ビチェエチ」は音声言語をテキストに変換するシステムで、2つのフォーマット(ウェブサイトとモバイルアプリ)で使うことができる。人間が1時間の音声記録を文字に起こすには、録音の質に応じて平均3~8時間がかかるが、「チメゲ・ビチェエチ」は1時間の音声記録を4分でテキストにし、時間を75~120分の1に節約し、精度97%を保証する。一方、テキスト編集ソフトも搭載されており、コスト削減、作業の単純化、生産性の向上を可能にする。

チメゲ・テクノロジーは国家機関での議事録作成、医療でのカルテや処方箋の作成、報道や教育の現場等で活用できる。(MONTSAME9月29日)