ロ極東の特区入居企業が農産業に1290億ルーブルを投資

2020年10月23日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇ロ極東の特区入居企業が農産業に1290億ルーブルを投資

ロシア極東の特区入居企業らがはやくも、域内の新たな農業事業体の設立に1290億ルーブルを投下したことを、(株)極東開発公社のニコライ・ザプリャガエフ副社長が「ロシアの農業政策:食糧の安全と品質」と題したサミットで発表した。

「ロシア極東と北極圏において、農業をはじめとして新しい企業の設立を支援する目的で、優遇制度が設けられた。これは、23カ所の先行経済発展区、ウラジオストク自由港(極東連邦管区5地域22自治体で施行)、世界最大の優遇エリアであるロシア連邦北極圏だ」というザプリャガエフ副社長の談話を同社広報が伝えている。現時点で、特区の入居企業はロシア極東で82件の農業関連プロジェクトを実施している。

先行経済発展区(TOR)で実施中の成功した事業の一つは、沿海地方の「ミハイロフスキー」TORにおける、「ルスアグロ・プリモーリエ」社(ルスアグロ・グループ傘下)の養豚場(豚肉の生産力7万5千トン(生体重量))と配合飼料工場、食肉加工コンビナートの建設だ。

「グリーンアグロ・サハリン」社は、農作物栽培と配合飼料・牛乳・牛肉の生産を行う垂直統合企業をサハリンに作ろうとしている。同社は「ユジナヤ」TORに入居し、事業に93億ルーブルを投下する予定だ。現在、このうちの63億ルーブルがすでに投じられている。(インターファクス 10月12日)

(株)極東開発公社は、ロシア極東の先行経済発展区とウラジオストク自由港の管理運営を政府によって定められた管理会社。