ウラジオ港とザルビノ港が来年から電子ビザでの入国を取り扱う

2020年11月10日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇ウラジオ港とザルビノ港が来年から電子ビザでの入国を取り扱う

ミハイル・ミシュスチン首相は2021年1月1日から国内で導入される共通電子ビザで入国できる国境検問所のリストを承認した。

ロシア政府の広報発表によると、この海の検問所のなかに、サンクトペテルブルクのほか、ウラジオストクとザルビノが入った。

来年から電子ビザがロシア全土に普及することになる。専用設備が整った検問所を経由し入国し、全国を旅行できるようになる。外国人のロシア国内の滞在期間は8日から16日に延びる。ロシアに入国するための電子ビザを52カ国の国民が取得できる。電子ビザは観光、ビジネス、人的交流、知人訪問の目的でネット上で手続される。電子ビザを取得するために、招待状やホテルの予約券、あるいは旅行の目的を証明する文書の類は不要である。

全部で29の国境検問所(海港、道路、空港)がリストアップされたが、沿海地方の検問所はそのうち2つだけだ。

政府のウェブサイトの説明によると、必要な設備の整備状況に応じて国境検問所が新たに追加される。(コムソモリスカヤ・プラウダ 10月26日)