保健省はアビガン後発薬の外来使用を許可 これで3つ目

2020年11月19日

モスクワ

海外ビジネス情報

◇保健省はアビガン後発薬の外来使用を許可 これで3つ目

保健省は、「コルミス」社製の新型コロナ治療薬の「アビファビル」の無期登録を承認した。

国の医薬品リストにはこの薬の無期限の民間流通の注記が加えられた。登録証を取得した「コルミス」社はロシア直接投資基金と企業グループ「ヒムラル」によって共同設立された。

アビファビルの認可は当初、2021年1月1日に切れる予定だった。ロシア直接投資基金の話では、アビファビルの外来での使用許可を得た今は、薬は強制医療保険の対象として無料で患者に提供されることになる。

アビファビルは5月29日に保健省の許認可を受け、活性物質ファビピラビルを用いた世界初の新型コロナ治療薬となった。アビファビルは6月3日に新型コロナウイルス感染症に関するガイドラインに盛り込まれた。

ヒムラル社のアンドレイ・イワシチェンコ会長は、11月には薬の販売を始められると、発表した。

アビファビルは、ロシアで外来治療に許可されたファビラビル(「アビガン」)の後発薬としては3つ目だ。保健省は9月に「R-ファーム」社の「コロナウイル」と「ポモメド」社の「アレプリビル」の外来での使用を許可している。それらはこれまで、入院治療に限って使用されていた。(RIA 11月6日)

 

◇大統領が新しい大臣と副首相を任命

プーチン大統領が新しい大臣と副首相を任命した。ミシュスチン首相が候補者を起案し、下院が承認した。

大統領府のウェブサイトによれば、プーチン大統領は10日、下院の投票が終わった直後に大統領令に署名した。アレクサンドル・コズロフ氏が天然資源・環境大臣に就任した。極東・北極圏開発大臣にはアレクセイ・チェクンコフ氏が任命された。

ビターリ・サベリエフ氏が運輸大臣に、イレク・ファイズッリン氏が建設・住宅公共事業大臣に、ニコライ・シュリギノフ氏がエネルギー大臣に任命された。大統領はさらに、アレクサンドル・ノバク氏を副首相に任命する大統領令に署名した。

大統領府はこれまでに、複数の閣僚の辞任は、政府の中のローテーションによるもので、大臣らの退任は大統領の命令の不履行とは関係がないと説明していた。(EastRussia 11月10日)