大連の外国貿易コンテナ貨物授受にブロックチェーン技術活用成功

2020年12月18日

大連

海外ビジネス情報

◇大連の外国貿易コンテナ貨物授受にブロックチェーン技術活用成功

先頃、大連集発環渤海コンテナ運輸有限公司(以下、DBR)が運営する汽船「潤晟」2045W号の船荷証券(B/L)の貨物引き渡し指示がブロックチェーンの電子貨物授受プラットホームに送信され、ブロックチェーン技術の実用化が大きく進展した。

港での貨物の授受にブロックチェーン技術が使われるのは世界的にも初めての試みである。ブロックチェーン電子貨物授受プラットホームは2019年に大連口岸で試行的に運用・公開され、伝統的な生産組織の形からサプライチェーンのイノベーションモデルに転換しただけでなく、顧客の満足度、口岸でのコンテナ貨物の移転輸送のスピードも上げた。

今年初めから、DBRのデジタル化イノベーション本部では、国内貿易のコンテナ貨物授受にブロックチェーンの活用を実現したという経験をもとに、科学技術、デジタル化によるモデルチェンジとイノベーション能力の向上をはかってきた。港湾産業とデジタル科学技術の有機的な結合を進めるために、DBRは船会社、代理店、荷主、埠頭やIT企業などと協力し、外国貿易業務における重要な課題等に技術革新力を高め、制御不能な要素を段階的になくし、コンテナ貨物授受にブロックチェーンの技術活用を実現した。また、プラットホームの適用範囲を広げ、製品のデジタル化、スマート化などの面で目覚ましい技術的進歩を実現した。(遼寧日報 12月8日)

 

◇ハルビン鉄道、11か月間コンテナ輸送量が前年同期比39.5%増 年内2000万トン初突破

鉄道部署によれば、今年1月から11月の中国鉄路ハルビン局集団有限公司のコンテナ輸送量は1922万トン、前年同期比39.5%増の544万トンに達した。年内のコンテナ輸送量は2000万トンを突破し、最高記録を更新する見込みだ。

今年、ハルビン局集団公司は企業の生産再開と輸送ニーズに全力で応え、大容量かつ長距離輸送可能・最低限のロス・エコといったオープントップコンテナの利点を十分に生かして、コスト高・商品ロス・低効率・在庫余剰をなくすよう企業を支援し、多方面のコンテナ輸送サービスを打ち出した。

第一に、「一企一策(一企業につき一政策)」に沿った輸送プラン立案。バラ積貨物の「ドアツードア」の輸送サービスを強化し、これまで綏化象嶼集団、黒龍江伊品生物公司、中糧米業などの企業のために、コークス・石炭・穀物・鉱山建設関係材料など合計84項目について「散改集(バラ積貨物のコンテナへの入れ替え)」サービスを実施してきた。このサービスで累計295万トンの輸送量を実現し、「道路から鉄道への乗り換え」推進に役立った。

第二に、貨物の直通輸送サービスの展開。貨物の安定供給と空コンテナの調整を強化し、満洲里から四平・草市へ、累計1542車両、9.9万トンの鉄精鉱輸送や、七台河・勃利から四平・金珠・老辺へ、累計9094車両、20.2万トンのコークス輸送を実施し、省外直通の輸送ニーズに応えている。

第三に、複合一貫輸送班列の開通。輸送力を計算し、港の貨物集散・輸送システムを強化している。今年、鉄路部署はハルビン・チチハル・綏化から営口、錦州等の各地行きの鉄道海上一貫輸送の国内貿易向け班列のほか、ハルビン・牡丹江・肇東各地から大連への鉄道海上一貫輸送の対外貿易向け班列をあわせて、累計600本を上回る班列を運行し、「最初の一キロ」から「最後の一キロ」まで全てつなぐ物流サービスを提供している。

今後、ハルビン局集団公司は引き続き鉄道の全天候型・大容量物流ルートの利点を生かして、国内大循環と国内外の双循環の新発展モデルに積極的に取り組み、輸送効率とサービスの質を上げ、地域経済と社会の発展のために積極的に取り組んでいく。(黒龍江日報 12月5日)