モンゴル中銀とドイツ貯蓄銀行が協力協定書に署名

2021年02月02日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇モンゴル中銀とドイツ貯蓄銀行が協力協定書に署名

モンゴル中央銀行、モンゴル銀行協会、ドイツの貯蓄銀行(シュパルカッセ:Sparkasse)が提携協定を調印した。

モンゴルの金融システムの安定の確保と金融市場の成長を目的とし、中央銀行は政府系団体および非政府系団体と共同で、「国民の金融知識の底上げナショナルプログラム」を推進している。

この提携協定はこのプログラムの枠内で締結された。当事者らは次の活動を共同で履行することに合意した。

  • ドイツ連邦経済協力開発省(BMZ)による資金協力の下で、専門大学を新設し、「銀行金融アカデミー」改革プロジェクトを推進する。
  • すべての職位の銀行員を対象とする教育・スキルアップのための標準的プログラムを策定する。
  • 銀行のすべての部門で働くために必要な基本的技能規格を確立する。
  • 「銀行業務スペシャリストの理論的実践的教育」の活用度を上げ、質を向上させる。

2017年には、モンゴル中央銀行のドイツ貯蓄銀行の共同プロジェクト「銀行部門における専門家養成、理論的実践的教育の導入、モンゴルにおける「世界勤倹デー」の開催」が始まった。前述の提携協定の締結によって、プロジェクトの成果と経験を長期間にわたって安定的に維持することができるようになる。(MONTSAME 1月23日)

◇モンゴルはアジア太平洋地域市場へのアクセスを手に入れた

2020年9月に、モンゴルはアジア太平洋貿易協定(Asia-Pacific Trade Agreement、APTA)の7番目の加盟国となった。2021年1月1日からは加盟国にあわせて関税率を引き下げている。

APTAには7ヵ国(韓国、中国、インド、ラオス、バングラデシュ、スリランカ、モンゴル)が加盟している。

APTA加盟により、モンゴルのメーカー企業や生産者は他の加盟国の市場にアクセスできるようになり、1万品目以上の輸出品(物品・食品)の関税率が5~100%引き下げることになる。(MONTSAME 1月24日)