ロシアの人口減少幅が最大に
2021年02月05日
サンクトペテルブルク
海外ビジネス情報
◇ロシアの人口減少幅が最大に
2005年以来、ロシアの人口がもっとも大きく減少した。人口減少は15年ぶりに50万人を上回った。
ロシア連邦統計庁のデータによると、2021年1月1日現在で記録された人口は1億4623万8千人、前年同期比で51万500人減少した。
2018年以降、ロシアの人口は毎年減り続けている。2019年初に定住人口は前年初比で2%減少した(3万5622人減)。2020年初の人口は1億4674万5100人だった。(EastRussia 1月28日)
◇2021年1月21日無許可抗議デモのロシア各都市別の統計
抗議デモ参加者1千人を超える都市のみピックアップ。
以下に示す数値の内容は次の通り:(1)最大参加者数(複数の情報源と独自情報にしたがい「ベドモスチ」が分析)、(2)逮捕者数(2021年1月24日16時現在、OVD-Infoのデータ)、(3)労働可能人口(ロシア連邦統計庁データ)に占める参加者の比(%)、(4)参加者全体に占める逮捕者の比率(%)、(5)気温(℃。デモ参加者の割合と気象条件の間に特に相関性はない、相関係数0.2)。
ニジニ・ノブゴロド:1万人、90人、1.40、0.90、+1℃
エカテリンブルク:1万人、10人、1.20、0.10、-18℃
クラスノダール:6千人、30人、1.15、0.50、+5℃
サンクトペテルブルク:3万人、532人、0.97、1.77、+1℃
ウファ:6千人、33人、0.95、0.55、-4℃
ウラジオストク:3千人、35人、0.88、1.17、-6℃
カザン:6千人、106人、0.85、1.77、+1℃
トヴェリ:2千人、15人、0.84、0.75、+1℃
スィクティフカル:1千人、10人、0.73、1.00、-11℃
ノボロシースク:1千人、2人、0.65、0.20、+12℃
トムスク:2千人、6人、0.62、0.30、-35℃
モスクワ:4万人、1409人、0.55、3.52、+1℃
カリーニングラード:3千人、12人、0.53、0.40、+2℃
(ベドモスチ 1月25日)