インド大使「ロ極東が印ロ日連携の中心になる」

2021年02月10日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇インド大使「ロ極東が印ロ日連携の中心になる」

インドはロシアと日本との三者対話の拡大強化に前向きであり、ロシア極東での連携がその対話の注目の対象であることを、インドのD.B.ヴェンカテシ・ヴァルマ(D. B. Venkatesh Varma)駐ロシアインド大使がタス通信のインタビューで述べた。

「先週、トラックII外交(経済界、有識者が参加)の枠内で第1回目のロ印日オンライン会合が開かれ、その注目の対象がロシア極東における連携だった。これは、新たな現象だ」と大使は話した。

ヴァルマ大使によれば、インドはこれまでにロシア極東地域の開発を目的とする10億ドル規模の特別融資をロシアに行うという前代未聞の計画を発表している。「交渉は進行中で、両国首脳会談に向け、早くも前向きな成果が表れることを期待している」と大使はコメントした。

ロシアのニコライ・クダシェフ駐インド大使はこれまでに、2020年10月に予定されていたプーチン大統領とモディ首相の会談がコロナ禍で延期されていたが、2021年前半に実現する可能性があると話していた。(Bigasia.ru 1月28日)