ロシア初のエコオフィスがハバロフスク市に開設

2021年03月03日

ハバロフスク

海外ビジネス情報

◇ロシア初のエコオフィスがハバロフスク市に開設

「ズベル」(ロシア貯蓄銀行の新しい呼び名)がロシア初のエコオフィスをハバロフスク市内のボロブスカヤ通り21に開設した。この支店ではあらゆるプロセスが、環境への影響の最小限化を目的としている。

(株)貯蓄銀行極東支社の広報発表によると、このオフィスの建設時に使用された材料の25%が再生材料だ。敷地内の敷石は再生ポリエチレンと再生プラスチック、カーペットはズベルの社用車で使っていた廃タイヤからできている。テーブルとイスは再生プラスチック、家具は天然木材でできている。オフィス内のキッズコーナーには環境にやさしい天然素材が使われているうえ、エデュテイメントでは子供たちに環境の基本を教えている。

オフィス内には資源(水、暖房、電気)の使用量の削減を可能にする設備が設置されている。給水システムには、水圧を下げることで水量を減らす装置がついている。いたるところに人感センサーとLEDランプが使われ、左右に湾曲したパノラマ式窓によって、オフィス内に自然光が保たれている。機密情報保持の必要のない書類はシュレッダーで裁断され、「ズベルロギスチカ」社で割れ物梱包時の緩衝材として使われる。期限切れのバンクカードはリサイクルに回され、以前のようには廃棄されない。

さらに、このエコオフィスにはロシア極東で初めてのリバース自動販売機(自動回収機)がある。また、接客用にフルライン自販機が設置され、そこで自分のマグカップにコーヒーを注ぐことができる。このズベルのオフィスでは今後、小中高生や近隣住民向けの様々な環境イベントが実施される。

(株)貯蓄銀行のアレクサンドル・ベヂャヒン第一副頭取によれば、ハバロフスク市内のエコオフィスは優秀な「クリーン実践者」だ。今年中に、ズベルはこの種のオフィスを国内11カ所に開設(各支社に1つ)、ロシア全国の約1千カ所のオフィスに様々なエコアイテムを導入する方針だ。

同極東支社のアンドレイ・チェルカシン支社長は、ズベルは丸ごとカーボンニュートラルの支店を組織することに成功した、と述べた。作業の過程で、行員らの環境に関する意見が数十件採用され、それを実行した結果、施設建設と営業の両方で環境へのダメージを最小限に抑えることができたという。(EastRussia 2月24日)