ハバ地方は大手ネット通販サイトの物流拠点の誘致に取り組む

2021年03月10日

ハバロフスク

海外ビジネス情報

◇ハバ地方は大手ネット通販サイトの物流拠点の誘致に取り組む

「ハバロフスク地方投資誘致・技術革新エージェンシー」はハバロフスクにロジスティクスセンターを設立する件について、大手ネット通販サイトと交渉を進めている。ハバロフスク地方知事室・政府広報部によれば、これは特に、Wildberries、METRO、YandexMarket、OZON、IKEAといった大手企業についてだという。

投資家(企業)にとってのこの提携にはいくつかのメリットがある。まず、ハバロフスク地方は、ロシア極東で唯一無二の交通の要衝であるという立地条件が挙げられる。

「ハバロフスク地方内の先行経済発展区(TOR)やウラジオストク自由港に倉庫や配送センターを建設する可能性を検討するよう、企業に呼び掛けている」とエージェンシーのセルゲイ・シチェゲルスキー局長は述べた。

投資家はTORの入居企業になることによって幅広い特別待遇を受けることができる。さらに、ハバロフスク地方はかねてより、極東連邦管区のグローバルマネジメントや工業と商業のホットスポットの一つになっている。(AmurMedia 2月26日)