ロシアの漁業者は日韓への輸出量を3倍に

2021年03月19日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇ロシアの漁業者は日韓への輸出量を3倍に

沿海地方の漁業者が日本と韓国への水産物の輸出を3倍に拡大した。1月、これらの国々に2万8千トン余りの水産物が輸出された。

沿海地方政府の発表によると、パンデミックによる中国の港湾の閉鎖を受けて、新しい販路を探すことになった。1月に韓国に2万7900トン、日本に811トンの水産物が輸出された。

全体としては、1月の水産物の輸出は昨年比で40%ほど縮小し、3万7200トンだった。中国への輸出は2020年1月の量のわずか4.2%であった。

ロシアの漁業者はスケトウダラの対中輸出制限のなか、漁獲を減らしている。問題の解消は3月以降になるとみられている。

ロシアは自国の水産物の61%を中国に輸出している。2019年だけで輸出量は109万トン(32億7千万ドル)を超えた。輸出が難しくなり始めたのは昨年12月。中国でロシア産の冷凍品に新型コロナウイルスが見つかってからだ。それ以来、貨物の殺菌消毒が義務付けられた。しかし、このような措置に対する設備が整っておらず、出荷が滞り始めたという経緯がある。(EastRussia 3月11日)