遼寧自由貿易試験区大連エリア「ライブEコマースイヤー」開幕

2021年03月29日

大連

海外ビジネス情報

◇遼寧自由貿易試験区大連エリア「ライブEコマースイヤー」開幕

3月19日、遼寧自由貿易試験区大連エリア(保税区)で、「2021年ライブEコマースイヤー(訳注:ライブコマースとは、ライブ動画配信と電子商取引(EC)を組み合わせた新しい販売形態)」が開幕した。このイベントは「大連エリアでEC産業の影響力を全面的に拡大し、ここに日本と韓国の商品の集積・消費地を作り出す」というテーマの下で、新しいメディアやオンライン・オフライン双方の新しい販売方法によって地元に特色のある産業や優位性をもつ製品を活性化すること、日韓商品の中国市場進出の最初の到着地・集散地を建設することを目的としている。

イベント開幕後、大連エリアは易捷の越境商品、愛麗思(訳注:愛麗思とは、アイリスオーヤマの中国語名)の日用品、東風日産自動車、首農(首都農業グループ)日本酒・生鮮食品、工業博覧会の先進設備など、毎月テーマを変えてライブ配信イベントを行う予定だ。またこのイベントは、EC産業の全体の改善に努め、地域におけるEC産業クラスターの構築の促進と越境ECの発展において指導的な役割を果たしていく。

「建成数字遼寧、智造強省(訳注:遼寧にデジタル省を建設し、スマート化した製造業の省にする)」の戦略目標を実現するために、大連エリアは越境EC総合試験区としての役割を果たしており、『大連自由貿易エリア(保税区)2021年度ライブEコマースの発展行動計画』を制定した。今回のイベントの開催のほかにも、大連エリアは伝統的な企業がライブ配信できるプラットホームを構築することをサポートし、関連業界の会合やフォーラムを開催し、ライブEコマースの定着に向けて、新しい業態やモデルの開発・育成に努め、「新消費」産業の川上・川下の企業の発展を促進していく。(瀋陽日報 3月23日)

◇中韓国際協力試験区(長春)のコールドチェーン物流産業園プロジェクトが再開

3月20日午前、機械音が鳴り響くなか、中国鉄道建設橋梁工程局グループ有限公司が担当する、中国(長春)と韓国の国際協力試験区のコールドチェーン物流産業園プロジェクトが再開した。生産・操業の再開に当たって、合同ミーティング、総合検査、現場作業員への3段階の安全教育が行われ、これから1年間、安全に建設を行うための基礎が築かれた。

中韓国際協力試験区(長春)のコールドチェーン物流産業園は、中国の東北地域産業の振興の先駆けとして、関係国との経済協力関係を強化し、韓国の先進技術・経営管理術を導入し、特化と社会化を促進し、市場の変化に対応できる冷蔵食品・コールドチェーン食品の物流システムを構築しようとしている。

この建設プロジェクトの総敷地面積は14.7万平方メートル、総投資額は17億元であり、2022年末までの供用開始を予定している。完成後は、スマート密集型冷凍倉庫、スマート・スタッカークレーン式冷凍倉庫、農産品の加工・仕分け・流通、物流の総合的なサービスを統合し、輸入した冷凍・冷蔵商品の保管・個別配送・複合一貫輸送などの業務を担う。これにより、この試験区を拠点として、近隣国に向け、全国的にサービスを提供する大規模な越境ECセンターが完成し、国際的でレベルが高い地域の物流産業団地となる。(吉林日報3月24日)