ロシア極東では魚のトラック輸送が増加

2021年04月08日

海外ビジネス情報

◇ロシア極東では魚のトラック輸送が増加

ロシアの極東地域から内陸部へのトラックによる魚・水産物の輸送が増えている。専門家によれば、直近の3年間で、鉄道輸送に対するトラック輸送の比率(重量ベース)は47%から70%に増加した。トラック輸送を発注する買い手の比率はさらに大きい。

「Fishnews」の報道によると、水産業界ではこの傾向を踏まえて、ロシア極東から水産物を輸送する際に付与されるロシア鉄道への助成金のルールを変更する案が検討されているという。

「Nerei」社(水産商社)のアンドレイ・ザブガ社長は、トラック輸送を選択すると、顧客はより速く、質の良い商品を受け取ることができる。トラック輸送料金には、「ドア・ツー・ドア」の配送が含まれており、道中の温度も管理されている。トラックでの輸送日数は1~3日だが、鉄道だと7~10日かかる。しかし、トラック輸送の分野は、国の関与なく成長している。

保有トラックの更新に対する銀行の特別金利か、あるいはこの種のコストの一部に対する助成がロシア国内の物流の拡大を促進できると、市場関係者は話している。その結果、ロシアの国民にとって、ロシア極東の魚はよりリーズナブルになるだろう。(EastRussia 3月29日)