エレンホト口岸、中欧班列631本が出入国

2021年05月10日

長春

海外ビジネス情報

◇エレンホト口岸、中欧班列631本が出入国

中国とモンゴルの間の最大の陸路口岸であるエレンホトを通過して出入国する中欧班列は、4月6日までで631本となった。今年になって、エレンホト口岸を通過して運行する中欧班列の数は昨年同期の1カ月早く、600本を突破した。

エレンホトは中国の北部にあり、「一帯一路」と「中モロ経済回廊」における重要なハブである。また、中欧班列が通る唯一の出入国口岸であり、中国の国内貨物をモンゴルとロシアに輸出する重要なルートにもなっている。

エレンホト市億海貨物輸送代理有限公司の劉総成社長によれば、「中欧班列の貨物は、時間がより正確で、安全性が高く、通関が早いことに加え、価格上の優位性もあることから、多くの輸出企業がこの国際輸送方式を選ぶようになっている」という。

中欧班列のルートが運行されて以来、既にルート数は42本に増えた。輸入に関して、以前からあった板材、パルプ、建築材料などだけでなく、白砂糖、ひまわりの種、ひまわり油、亜麻の種などの農産物・副産物の輸入貨物が増えた。輸出貨物としては、織物製品、日用品、家電製品などに加えて電気・機械設備、小型乗用車、組み立て自動車部品一式、太陽光発電などの高付加価値商品の扱いが増加した。(内モンゴル日報 4月22日)

◇大連、湾里総合保税区と大窯湾総合保税区が共同検査に合格 遼寧自由貿易試験区大連エリアが「ダブル総合保税区時代」へ

大連の湾里総合保税区(A区、B区)と大窯湾総合保税区は多くの共同検査に合格し、遼寧自由貿易試験区大連エリアは本格的に「ダブル総合保税区時代」を迎えた。大連の開放性が高まったことで、この地域に北東アジアの国際海運センター、国際物流センター、国際貿易センターができる機会が生み出された。

共同検査グループは、2つの総合保税区体制と運営状況に関して聞き取り調査とインフラ・管理・監督施設の現地検査を実施した。その結果、2つの総合保税区の合格が全会一致で決定され、その結果が税関総署に報告された。

遼寧省と大連市の関係部署は、この2つの総合保税区を地域において影響力と競争力をもつ加工製造センター、研究開発・設計センター、物流配送センター、検査・保守センター、販売サービスセンターとなるように、それぞれの特色を生かしつつ、相乗効果により発展させていくという。さらに、大連の開放性を最大限に高め、ビジネスと管理体制の革新を進め、貿易を円滑化し、国内外の「双循環(国内大循環を主体として、国内外の双循環が互いに促進する経済の新発展モデルを目指す目標)」の重要ハブとして、北東アジアの新たな協力の拠点となるよう促進すると述べた。(遼寧日報4月27日)

◇中韓国際協力示範区(長春)で平安電能グループによる新材料スマート製造国際協力産業園が工事開始

4月30日、中韓国際協力示範区で平安電能による新材料スマート製造国際協力産業園の工事が始まった。この産業園は、総投資額は70億元、敷地面積は92万平方メートルであり、ハイエンドの航空チタン材料、ハイエンドのセラミックファイバーおよび複合材料、大・中工場用のドローンなどの新材料、スマート製造とハイエンド設備プロジェクトなどをカバーする。そのうち、最初に工事が開始されたのが、航空チタン材料プロジェクトであり、工場は完工後には国内最大、世界トップクラスのハイエンドのチタン材生産拠点となるだろう。

平安電能グループは中韓(長春)国際協力示範区で、国家レベルのスーパースマートコンピュータセンターを建設したという。2022年末前までに、中国国内で最初の独立制御可能な人工知能スーパーコンピュータのシステムを完成させ、このシステムによるスマート機械学習、推論処理能力は世界をトップレベルになる見込みだ。(吉林日報 4月30日)