エレンホト口岸 スマート改札導入で通関時間が1分に短縮
2021年06月07日
エレンホト
海外ビジネス情報
◇エレンホト口岸 スマート改札導入で通関時間が1分に短縮
エレンホト道路口岸でスマート改札による旅客への衛生検疫が始まった。旅客は出国前に端末・携帯で健康申告カードを電子登録し、QRコードで情報の確認と体温測定を行って、スマート改札を通過する。全ての流れにかかる時間は1分に短縮された。
エレンホトは中国の対モンゴル貿易の主要なルートで、第1四半期には1日あたり2000人のモンゴル人運転手・乗務員が出入国し、口岸の感染予防業務が非常に多かった。フフホト税関は、感染予防のために口岸の衛生検疫のスマート化を強化した。現在、エレンホト、策克(ツォクォ)、甘其毛都(ガンチモド)、満都拉(マンドラ)、珠恩嘎達布其(ジュオンガダブチ)口岸でスマート改札が導入され、出入国者のペーパーレス健康申告、顔認識、赤外線自動体温測定などが実施されている。これにより、税関職員と出入国者の直接接触と書類検査などによる間接接触が軽減した。同時に、出入国者の健康申告情報を電子化することで、人的ミスや入力漏れを避けることができ、衛生検疫の監督管理業務は効率化・厳密化されている。(内モンゴル日報 5月24日)