アムール州にLNG工場ができる
2021年07月02日
ハバロフスク
海外ビジネス情報
◇アムール州にLNG工場ができる
アムール州に液化天然ガス(LNG)工場がつくられる。建設予定地はスボボドネンスキー地区。アムール州政府の発表によると、「ガスプロム・ヘリウム・サービス」社が建設を担当する。同社はアムール天然ガス処理工場の分離物(プロパン、ブタン、ヘリウム)の輸送を担う。着工は2022年の予定で、工期は2年。LNG工場の生産力は1時間当たり1500キログラムになる。
アムール州のワシーリー・オルロフ知事によれば、このプロジェクトは、LNGを使ったガス燃料への自主的転換やガスエンジン用燃料という、アムール州にとって新たな市場を開くものだ。
「州内ではパイプ敷設をできない場合もあるが、これによってガスをいきわたらせることができる。さらにLNGは従来の燃料と比べ、非常にクリーンだ」と知事は述べた。(EastRussia 6月21日)