首相が製油所建設工事を視察

2021年07月20日

ウランバートル(2021.05)

海外ビジネス情報

◇首相が製油所建設工事を視察

オユンエルデネ首相はドルノゴビ県出張中にアルタンシレー郡の製油所建設工事を視察した。

この工事を実施している国営「モンゴル製油所」社のアルタンツェツェグCOOは、首相に現状を説明した。年間に150万トンを精製する製油所建設の建設資金は、インド政府からの特別ローン(12億3600万ドル)によって調達されている。

このプロジェクトは5つに分かれており、現時点では設計、企画、組織、非生産設備の建設が行われている。オフィスや教育センター、消防署、応急救護所、修理所、ラボ、倉庫に加えて、工場の敷地内には水源からの地下水汲み上げのための給水システムが建設される。

モンゴル製油所社のプロジェクトの仕上げは、サインシャンドの職員住宅の建設だ。この定員550世帯の居住区は11の建物(オフィス、会議場、食堂、救急医療センター、商店、公共サービス、学校、幼稚園)で構成される。現在、町の居住部分の85%の工事は完了している。第1期の住宅建設は6月に竣工の予定だったが、コロナ禍で延期となった。(MONTSAME 7月5日)

 

◇米モの協力について首相と大使が協議

12日、モンゴルのオユンエルデネ首相とマイケル・クレチェスキ駐モンゴル米国大使が面会した。この面談でオユンエルデネ首相は、戦略的パートナーシップの枠組において米モ協力が大きく発展していることを高く評価した。

米国は、新型コロナ感染対策として170万ドル、衛生・防護用品、人工呼吸器50台およびその装置の操作講習のための費用として20万ドルをモンゴルに支援した。

「モンゴルは250万回分のファイザー・ビオンテック製ワクチンの購入契約を締結することができ、パンデミック克服のための国民の免疫獲得の活動を行っている。世界で3回目のワクチン接種の治験が始まっており、モンゴル政府もそれを国民に呼びかけるつもりだ」とオユンエルデネ首相は述べ、協力の継続を米国側に呼び掛けた。

オユンエルデネ首相は汚職等犯罪取締りでの協力の強化をモンゴル政府が強く希望していることについても言及した。首相は、モンゴルの腐敗認識指数が世界で第111位であり、それを2桁台に引き上げていくために、米国と積極的に協力してく姿勢を表明した。

クレチェスキ米国大使は、汚職撲滅について喜んでモンゴルと協力すると話し、民主主義を守り、良い統治を行うために、腐敗の抑制は重要だと重ねて述べた。(AsiaRussiaDailly 7月15日)