インドが製油所建設用機材輸入の問題解決を要請

2021年08月24日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇インドが製油所建設用機材輸入の問題解決を要請

モンゴルのアマルサイハン副首相は10日、インドの駐モンゴル大使と面会し、製油所が予定通り稼働されるかについて意見を交換した。

インド大使は、製油所建設に必要なプラントや資材をインドから輸入するため、税関と関連省庁の連携を改善するための一定の措置を講じるよう、要請した。

アマルサイハン副首相は、モンゴル政府は製油所の段階的稼働に必要なあらゆる措置を講じると述べた。新型コロナウイルス感染拡大によって、貨物やプラントが国境で留め置かれ、建設資材が値上がりしたため、製油所の工事に支障が出ている。(MONTSAME 8月11日)

 

◇中モ国境の経済特区が始動

ザミンウド郡における自由経済特区の創設が国会で可決されたのは2004年。しかし、それ以降、この構想は思うように実現されなかった。

しかし先週末、アマルサイハン副首相、駐中国モンゴル大使、駐モンゴル中国大使を筆頭に、政府と国会の代表者を交えて開所式が行われた。

副首相はスピーチで、「モンゴル政府はザミンウド自由経済特区の活性化と、投資家に好適な環境の整備に注力していく」と述べた。

ザミンウド自由経済特区の広さは900ヘクタール。2011年の基本計画によると、公的資金や外国からの特別ローンを使って、362ヘクタール相当の建物やインフラが2015年までに完成、引き渡されるはずだった。現時点では48ヘクタールの土地に新しい道路、下水道システム、上水道ステーション、送配電ステーション、熱配給発電所が、モンゴルと中国の政府間合意の枠内で5880万ドルの特別ローンで建てられた。今後は製造業、交通、運送、観光などの成長が期待されている。

2022~2036年モンゴルのGDP10%拡大、2025年までに9400人、2030年に1万5千人、2034年には1万8千人分の新規雇用創出が期待されている。

ザミンウド自由経済特区の新しい基本計画にしたがい、68人の投資家に101ヘクタールの土地が貸し出された。このうち7ヘクタールは観光産業、47ヘクタールは製造業、20ヘクタールは商業・サービス、25ヘクタールは倉庫および物流、1.4ヘクタールはガソリンスタンドのための用地だ。(MONTSAME 8月16日)