サハリンとロシア観光庁とドイツ系旅行会社が冬季チャーター便の運航で合意
2021年09月15日
2019東邦経済フォーラム
海外ビジネス情報
◇サハリンとロシア観光庁とドイツ系旅行会社が冬季チャーター便の運航で合意
9月2日、ロシア連邦観光庁と独系のTUIロシアが、この冬のモスクワからユジノサハリンスクへの観光客向けのチャーター便の運航に関する合意書に東方経済フォーラム(EEF)で署名したことを、サハリン州政府が発表した。
「サハリンの冬季ツアーの企画を始め、近いうちに観光客向けのプログラムを公式ウェブサイトで発表する」というTUIロシアのタラス・デムル社長の談話を、サハリン州は伝えている。デムル社長は、氷壁体験ツアーや氷上穴釣りなどに興味のある観光客がいるという。
7泊のツアーの価格は1日4万ルーブルから。この値段には航空券、宿泊費、送迎費、プログラムに沿った観光の費用が含まれている。サハリン冬季チャータープログラムは2021年12月にスタートすることになっている。
サハリン州によると、TUIロシアは昨夏、初めてサハリン行のチャーター便を企画した。
サハリン州広報によれば、「夏季チャータープログラムによって、サハリン旅行がより一層リーズナブルになった。このサービスを3千人が利用し、搭乗率100%で10本の航空便が運航した」とサハリン州のワレリー・リマレンコ知事は話している。(インターファクス 9月2日)