沿海地方にロ極東初の留め金具工場

2021年09月30日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇沿海地方にロ極東初の留め金具工場

ウラジオストク自由港の入居者がロシア極東初の留め金具の工場の建設のための特別融資を受けることになった。沿海地方で「プリムストロイチェリ」社が2023年に輸入品に代わる留め具生産を開始する。

極東開発公社の発表によると、ウラジオストク自由港および先行経済発展区の入居企業のプロジェクトの実行に対する特別融資プログラムに則り、アジア太平洋銀行が融資を行うことになった。このプログラムは銀行の利子の一部を国が補助するもので、ロシア極東・北極圏開発省と極東・北極圏開発公社が共同で行っている。

「プリモルストロイチェリ」のアレクサンドル・ボンダレンコ社長によれば、これはこういう工場ではロシア極東初だという。「この地域に他の留め金具メーカーはない。2023年の工場の操業開始によって、地元の建設会社は国産製品をリーズナブルな価格で調達できるようになる。今のところ、極東連邦管区のねじはほぼすべて、中国や台湾から輸入されている」と社長は述べた。

ボンダレンコ社長によれば、ウラジオストク自由港の入居者資格によって、特別融資のほかにも、プロジェクトの順調な実行を可能にする数々の特別待遇を受けることができる。

「自由貿易区域用に工場の敷地の一部を整備するつもりだ。この特別待遇によって、製造用設備を輸入する際の税関手数料を節約することができる。工作機械の設置と操作する工員の教育は、外国人技術者が行う。ウラジオストク自由港の入居者は、外国人労働者の割当数に左右されず外国人労働者を招致することができる。特別税制、特にゼロ%利潤税と7.6%の社会保険料率はプロジェクトの経済性を大いに高めている。」とボンダレンコ社長は述べた。
プロジェクトへの投資総額は3億3820万ルーブル、31人の新規雇用が創出される。(EastRussia 9月9日)