総投資額150億元 「大連デジタルバレー」プロジェクト始動

2021年10月04日

第11回北東アジア博覧会

海外ビジネス情報

◇総投資額150億元 「大連デジタルバレー」プロジェクト始動

大連の金普新区で大連人工知能計算センターの建設工事が始まり、「大連デジタルバレー」プロジェクトが正式に稼働した。

「大連デジタルバレー」プロジェクトは遼寧自由貿易試験区大連エリア、小窯湾国際商務区を拠点とし、総投資額約150億元をかけて中国の中で重要な大型データハブとして構築される。ハイレベルなデジタル技術革新の発展、先進的なデジタルと経済の融合応用のプラットホームとして位置づけられている。これによって、ビッグデータ産業園、大連人工知能計算センター、人工知能生態イノベーション基地、工業インターネット応用実証基地、人材育成基地などをはじめとして、データ基盤・デジタルサービス・デジタルインテリジェンス産業が補完する産業形態が構築される。デジタルバレー完成後には、約1千億相当の生産活動が行われ、2万人の新規雇用が創出される。大連人工知能計算センターは大連デジタルバレーの最初のプロジェクトとして、100P(ペタ)の人工知能計算力と4Pの高性能計算力を整備し、将来的に総規模300Pの計算力を達成できると予想されている。(遼寧日報 9月14日)

 

◇第13回北東アジア博覧会開催-北東アジア「オンライン+オフライン」での新協力プラットホームの構築

9月23日から27日まで長春市で第13回北東アジア博覧会が開催される。国内外の企業1001社が参加予定だ。

今回の博覧会のテーマは「北東アジアで手を携え、新発展を共にのぞむ」で、展示面積は7万平方メートル、科学技術イノベーションテーマ館、自動車館、北東アジア国家館、吉林館、省区市館、輸入商品館、新メディア生中継館など7つの展示館が設置される。新型コロナ感染防止と安全な開催を両立させるため、北東アジア博覧会は、オンラインの展示・会議、プロモーション、電子ビジネスサービスなどの機能を含むクラウドを利用したサービスシステムを構築し、オンライン貿易マッチング、プロジェクトのプロモーションや投資協力などを推進する。また、オンライン、オフラインを組み合わせ、北東アジア協力のハイレベルフォーラム、北東アジア地域協力円卓会議などのイベントを開催する。

北東アジア博覧会は2005年の第一回開催以来、北東アジア6カ国のコンセンサスと経済貿易協力のための重要なプラットホームとなっており、2822件の協力プロジェクトが締結された。今回は北東アジアのハイレベル対話と経済貿易協力のために「オンライン+オフライン」の新プラットホームと北東アジアの地域協力の新しいメカニズムの構築をめざし、中国の北方に向けた経済協力と北東アジア地域協力の機会となる。

北東アジアは世界の発展の中で最も活力がある地域の一つである。商務部のデータによれば、上半期における中国と北東アジア5カ国の貿易額は約4179億ドルで、前年同期比26%の伸びとなっている。 (吉林日報 9月9日)