ロシア極東のコンテナターミナルが満杯

2021年10月07日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇ロシア極東のコンテナターミナルが満杯

ロシア極東でコンテナ船の積替ターミナルが満杯だ。原因は、スエズ運河経由の運賃の高騰で中国発のコンテナが急激に流入したことだ。

「コメルサント・デイリー」紙の報道によると、2~3週間港に入れない船もあるという。現在、ウラジオストクとナホトカを経由しシベリア鉄道を使う貨物輸送は南航路よりも30~40%安い。このような状況が1年間、続くだろう。

ロジスティクス市場参加者の話では、港から鉄道による貨物の出発は、荷積みの規定に従って行われており、台車は不足していない。しかしはやくも、モスクワ行きの貨物列車の集積がみられ、ここでも制限がかかりそうだ。

ロシアの大手輸送会社FESCOのマクシム・シシコ戦略・開発部長によれば、極東連邦管区の港経由の輸入は、今年1~8月に38%拡大した。専門家によれば、鉄道の脆弱な輸送力とチェックポイントの整備が不十分なことが主な障害となっている。(コメルサント・デイリー、EastRussia 9月27日)