内モンゴルからンゴル国最大の銅・金鉱山へ電力を供給

2021年10月25日

満洲里

海外ビジネス情報

◇内モンゴルからンゴル国最大の銅・金鉱山へ電力を供給

現在、内モンゴル電力グループ・国合電力公司がモンゴルのオユトルゴイ鉱山に供給する電力は100億キロワット時を超えている。モンゴルの単一ユーザーへの送出電力量が100億キロワット時を超えたのは今回が初めて。9年間にわたって送電網は安全に安定して稼働し、送電量は着実に増加した。

モンゴルの南部に位置するオユトルゴイ鉱山は、モンゴル最大の銅・金鉱山である。内モンゴル自治区は長年にわたり、モンゴルに隣接するという利点を生かし、内モンゴル電力グループのグリーン発展の理念を実現するべく、ウラド中旗にある4つの風力発電所で発電されたクリーン電力をモンゴルの企業に送出している。またこれによって、「一帯一路」建設に参入し、内モンゴルが北方への対外開放を行うための重要な拠点になっている。

電力会社のスタッフは、国内の電力供給ルートの安全な運用を重視しながら、モンゴルへ赴き、自主的に送電網の点検・修理、変電所の安全性評価などのサービスを提供し、越境電力供給の安全性を向上させている。(内モンゴル日報 10月12日)

 

◇5Gスマートグリッド時代をリードする遼陽市

国家電網・遼陽供電公司によれば、国家電網・遼陽市宏偉区供電公司と国家電網遼寧省電力科学研究院が共同で開発した5Gワイヤレスネットワークへの給電網の差動式保護装置が10kV河明線(線路名)に設置され、調整が完了し、無停電が実現可能となった。これは5G「SA方式」プライベートネットワークによる差動式保護が初めて実用化し、瀋陽市が5Gスマートグリッド時代となったことを意味する。

国家電網・遼陽供電公司が5Gワイヤレスネットワーク給電網の差動式保護装置を用いることにより、従来の給電網の自動化保護装置に必要とされる光ケーブルの敷設プロセスを大幅に見直し、建設コストを減らすと同時に、工期の短縮やメンテナンスの難易度を下げることができた。配電ルートに障害が発生した場合、保護装置が5Gワイヤレスネットワーク通信を通じて問題となっているルートの障害を診断し位置を速やかに特定すると同時に障害のあるルートや設備を分離することに成功した。そのほか、5Gワイヤレスネットワーク給電網の差動式保護装置は、障害の分離までの時間を数分から数十ミリ秒に短縮し、障害による停電の範囲と時間を最小限に抑え、給電網の安全性を大幅に向上させた。

今回の5Gワイヤレス給電網の差動式保護装置は、太陽光発電や分散型電源を送電網に接続する需要に応え、新エネルギーの受入と消費に信頼性の高い基盤を提供した。さらに、遼陽市の送電網はクリーン、低炭素かつ高効率なエネルギー送電網の基礎を築いた。(遼寧日報10月9日)