エネルギー省が沿海地方の原発設置計画に言及

2021年11月04日

ウラジオストク

海外ビジネス情報

◇エネルギー省が沿海地方の原発設置計画に言及

シベリアとロシア極東の電力系統が連結されれば、極東連邦管区、特に沿海地方に最新式の原子力電源を設置できるであろうと、エネルギー省のエブゲニー・グラブチャク次官は10月20日、電力インフラ近代化に関するラウンドテーブルで述べた。

大統領の命令の一環で、年内に原子力発電所と水力発電所の配置計画が更新される。「我々はこの方向で進んでおり、この課題は達成されるだろう。同時に、水力発電所のポテンシャルを大いに活用する必要がある。現在、政府と共同でロシア極東に治水・利水の多目的ダムの建設が検討されている」とクラブチャク次官は述べた。

クラブチャク次官によれば、シベリアとロシア極東の電力系統を連結する時期は既に来ており、この問題が解決されれば、極東連邦管区に最新式の原発電源を設置する問題を検討することができるだろう。「例えば、現在、沿海地方の原発電源建設プロジェクトが検討されている」と次官は認めた。

国の広域開発戦略にしたがい、ウラル地方の欧州部、シベリア、ロシア東部の間で電力系統が連結される見通しだ。

「水力発電所の運転の最適化を妨げる電力インフラの規制が撤廃され、水資源の無駄が削減される」とクラブチャク次官は述べた。

クラブチャク次官によれば、このような野心的なアイデアはロシア極東の電力系統の機能の信頼性と安全性を高め、それに依存するすべての需要家に寄与するだろうという。

中国への電力供給のための2つの原子力発電所「プリモーリエ」と「ダリネボストチナヤ」の建設については、2009年に検討が「ロスエネルゴアトム」社に要請されていた。(VL.RU 10月21日)