来年、ヘンティー県で2つの新空港が完成

2021年11月16日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇来年、ヘンティー県で2つの新空港が完成

10月26日、道路運輸開発省は2022年に実現される運輸業界の事業について情報を公開した。

ハルタル道路運輸開発⼤⾂は、ヘンディー県のダダル郡とウンドゥルハン郡の新空港が来年竣工することになっていると発表。これらの空港の建設工事は今年、この地域の観光振興を目的として着工した。大臣はさらに、モンゴルは外国の航空会社の緊急着陸で手数料を徴収しているが、国内東部でこのような可能性はない、とも述べた。

ダダル郡の空港建設費には50億トゥグルグの国費が使われ、ウンドゥルハン郡の空港建設には外国からの借款と支援として99億トゥグルグが拠出される。(MONTSAME 10月27日)

 

◇投資契約が締結されればモンゴルは来年からウランの採取と輸出を始める

モンゴルでは現在、10余りのウラン鉱床が発見され、ウランの確認埋蔵量は16万トンにおよぶ。将来的に、ウラン埋蔵量は100万トンまで拡大しうる。

「モン・アトム」社は「資源の可能性とリスク」と銘打った記者会見を開催し、テグシバヤル物理学博士はその会見の場で、もしこれが裏付けられれば、モンゴルで原子力発電所の建設が可能になるだろうと、述べた。

過去60年間、国内ではこの分野の物理学者や原子力発電の専門家を養成している。デグシバヤル博士は、モンゴルがロシアのドゥブナ合同原子核研究所の共同設立者であること、またモンゴルの若い物理学者、化学者を養成する必要性に言及。その結果、原子力からエネルギーを得るために、技術的成果を導入し人材を管理することが可能になるという。

モンゴルは国営の「モン・アトム」、フランスの「オラノ・マイニング」社、日本の三菱商事の間で投資契約が締結されれば、ウランの採掘と輸出を開始できる。モンゴルのウラン埋蔵量は、アジアで第1位、世界12位だ。そのため、ウランの採取と流通、輸出のプロジェクトがスタートした。

モンゴルではこの10年、家畜や野生動物の病死とウラン採掘との関係が取りざたされている。しかし、学者や研究機関はこの情報を、科学的根拠のないものだとして否定してきた。

国営「モン・アトム」社のダライジャルガルCOOはこの件に関して、住民や家畜の健康、環境にとってのウランの試掘の悪影響について調査とモニタリングが定期的に行われている、と告げた。「チェックとコントロールにために専門機関を招いている。ウランの試掘や採取が我が国の環境と人々の健康に害を及ぼし、水や土壌を汚染していることは正式に証明されていない」とダライジャルガル氏は重ねて述べた。(MONTSAME 11月8日)