「第8回モスクワ国際金融・経済フォーラム」にオンライン参加

2021年11月22日

ERINAクロニクル

◇「第8回モスクワ国際金融・経済フォーラム」にオンライン参加

11月18日(木)モスクワ時間10時に始まった金融・ビジネス・ユーラシア協力連合主催「第8回モスクワ国際金融・経済フォーラム―壁ではなく、橋を築く:新たな現実の中のユーラシアビジネス」にオンラインで参加しました。第3パネル「金融・ビジネス・ユーラシア協力連合」で「ユーラシア横断貨物輸送:北東アジアからの見方」と題して発表しました。

現地に赴かなくても発表やパネルディスカッションに参加することが常になりつつありますが、現地での意見・情報交換が貴重な時間だったと認識するこの頃です。

写真は現地で参加された大橋巌様が送ってくださったものです。ありがとうございました。

ちなみに主催者のホームページにも掲載されました。

調査研究部 新井洋史

海外ビジネス情報

◇吉林省、農産物の輸出入が急成長

吉林省商務庁によれば、今年の第1~3四半期、省全体の農産物の貿易総額は115.9億元で、前年同期比26.4%の増加となった。そのうち輸入額は70.5億元で前年同期比80.6%増となり、吉林省の輸入全体の増加率を50.9ポイント上回った。海外からの農産物輸入の割合が拡大している。

吉林省商務庁は、農産物の様々な輸入ルートを積極的に採用し、高品質の農産物を輸入することで、国内の消費者の生活水準の向上を目指している。そのため、商務庁は貿易の市場の構築のための資金支援、産業投資の誘致、金融サービスや取引の円滑化、ビジネス環境の整備などを進め、農産物、食品の輸入拡大を推進している。1~9月における吉林省の水産物の輸入は前年同期比で384%増、ドライフルーツ・生鮮果実・ナッツ類は131.5%増、穀物は10.4%増、肉類は6.2%増となり、その他、アルコールや飲料、スナック菓子、漢方薬品などの輸入も増加した。

商務庁は「構造の最適化、貿易と産業の結合、スムーズなルート、企業の課題支援」という4つをテーマとして、吉林省の特産品のとうもろこし、米、きのこ類、雑穀と豆類、吉林人参に焦点を当て、政策とサービスの両面から、農産物の貿易の競争力を向上させ、多くの協力・交流のプラットフォームを構築し、農産物の輸出入貿易の発展を促進していく。(吉林日報11月3日)

 

◇第1~3四半期、中欧班列(瀋陽)の発着数が前年同期比2割増、運行率は全国1位、コンテナ積載率は100%

瀋陽税関の発表によると、今年の第1~3四半期に瀋陽税関管轄エリアで申告・管理された越境中欧班列は291本、前年同期比で21.8%増加した。中欧班列(瀋陽)の運行数は東北地域の総運行数の6割以上を占め、重要業績評価指標(KPI)は全国1位となった。班列の運行率(運行本数/計画本数)も全国1位、実入りコンテナ積載率(実際に貨物を積載したコンテナ数/総コンテナ数)が100%に達し、遼寧省の貿易拡大や国内外の「双循環」を支えている。

今年、海上運賃が高騰し、航空輸送も不安定な状況の中で、中欧班列の効率の良さと安定性、範囲の広さ、天候に左右されないといった利点が注目されている。班列輸送への需要が高まる中、瀋陽税関はルートの拡大と効率化を図り、瀋陽―コルガス―ヨーロッパ線と瀋陽―阿拉山口―ヨーロッパ線を新規に開通させ、瀋陽税関区内の中欧班列に西線・中部線・東線という3ルート、5線並行の枠組みをつくり「複数ルート並行、複数地点に直行」という国際鉄道班列輸送のネットワークを構築した。

通関効率の向上については、瀋陽税関所管の遼中税関が「中欧班列快速ルート」を設置し、「遅延通関・時差通関・24時間予約通関」モデルを打ち出し、「優先申告・優先検査・優先通関」を実施し、スマート税関を確立し通関効率を向上させた。

現在、瀋陽税関管轄内から発車する中欧班列は、BMW、ボルボ、ミシュラン、三一重工、福耀ガラス、中国中車など国内外の有名企業と提携している。輸出貨物は、機械部品、自動車部品、鉱産物、衣料品・靴・帽子、家電製品、雑貨などで、輸入貨物には、自動車部品、機械設備、木材製品などがある。(遼寧日報11月3日)