イタリアのカシミア製品メーカーが提携に前向き

2021年11月30日

ウランバートル

海外ビジネス情報

◇イタリアのカシミア製品メーカーが提携に前向き

イタリアのカルツェドニア社の代表者とパオロ・ボネッティ駐イタリア・モンゴル国名誉領事がモンゴル商工会議所幹部と面会した。

ウール・カシミア製品のメーカー、カルツェドニア社はこの面談で、モンゴルと提携する意向を表明し、原料の整毛や輸送について話し合った。モンゴル商工会議所のアマルトゥブシン会頭は、モンゴル産ウール・カシミアの現状と輸送について説明し、モンゴル政府が輸出の進展に特に注力し、この産業をクラスターとして発展させる振興政策を進めていることを強調した。

ちなみに、モンゴルのハンボグド・カシミア社は今年、20トンのカシミア整毛を初めて陸路でイタリアに輸出した。昨年、モンゴルは190万ドル相当の半なめし革とカシミア製品を輸出した。(MONTSAME 11月18日)

 

◇12月からロモ間空路が再開

モンゴル外務省領事部は、コロナ禍で途絶えていたモンゴルとの航空路をロシアが12月1日に再開することを、ロシア新型コロナ対策本部の情報に基づいて発表した。

これを受けて、ウランバートル—モスクワ間の航空便は週3回、ウランバートルとウラン・ウデ市、イルクーツク市、クラスノヤルスク市を結ぶ便は週1回、運航することになる。(MONTSAME 11月18日)